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思っていたら…
その人は小学校でも不登校ぎみで
あまり学校にはきていなかった。
でも、小学校六年の最後。
卒業式まであとジャ○プ4冊ぐらいのときには
遅刻ながらも学校にきていた。
偶然、掃除当番が一緒で話す機会があった。
話す内容は普通の世間話。
でも、けっこう楽しかった。
その人は僕のわざとらしいドジにも笑ってくれた。
その人は目が大きく軽くたれ目。幼さ残る顔つきで
髪はロングだったとおもう。
その人はオタクっぽいって言う噂があったから
僕と話が合うかなとか思ってた。
でも、その人は中学生になったとたん
また、不登校になってしまった。
なぜ、不登校にまたなってしまったのか。
そんなのは僕は思っていなかった。
また話したい。
そう思っていなかった。
思っていた。
思っていたら、来ちゃったよ…
そう、僕は今、その人の家の前にいた。




