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第2話正義と奴隷前半

朝日と共に兄弟はどうすればいいのか迷っている中

狼のモンスター達が逃げて行った森の方から小さな光の玉が近づいてくるのを見て


弟に確認を取りつつ兄が近づいてみると光は手の平に収まる大きさで

よく見てみると人の形をしていた、分けの分からない場所へ来ての初めての人らしき物を見つけ


これは喋れるのかと兄弟が考えているとその光は

「よろしくお願いします」と喋った、兄弟は驚き弟が兄に「どうする?」と聞くと




兄は光の玉に問い掛けた

「お前は誰でここはどこだ分かる事全部言え」

兄の言葉を理解したのか光の玉は語りだした



「私は貴方達のナビをします名前はありませんそして

元の世界で不必要だった貴方達をリサイクルし、そしてここではなくては

ならない者になってもらいますそれがどんな形でも」


光の玉が言い終わると

「リサイクルって俺達はゴミ扱いなのか・・・・・」と弟は落ち込むが


兄は「つまりはこれから一緒に世直しの旅に出ましょ♡そう言いたいのか?」

兄が再度聞くと「そうですがそうでもありません、ここから先すべては貴方達の考え次第クエストさえ達成して頂ければですが」



そう言いながら右手に近づき

「この手にあるクエストを達成して行き最後に世界に認められれば終わりです

失敗は許されません以上にてこれ以上の説明はできませんそれと最後にこの世界についてなら分からない事があれば今後お答えします。」


光の玉が話を終わったのを確認した後

「ならまず名前がないと面倒だな、オスメスあるのか?」兄が聞くと「ないです」光の玉が答える


兄が適当に「じゃあ光ってるからヒーちゃんだ」「分かりました」その二人の会話の終わりに弟は唖然としつつやっと兄に問い掛ける


「俺にはさっぱり理解できんのだが」弟が置き去り状態だった事に

気づき兄が自分の理解した事を教え始めた





「簡単に説明するとなヒーちゃんは俺達が一人ではなく二人だと出会って始めてで

俺だけなのに対し貴方達って呼んでたその上でだクエストを達成していき終わり」兄は楽しそうに続けた



「終わりって何が終わりなのかは知らんがそれ以上は言えないみたいだしな

だが一番面白いのは俺らの考え次第でクエストってのすれば好きにしていいのが最高だな」


弟がまだ受け止めきれていない中、兄は説明が面倒になり走り出した

「まぁいいや、とりあえず俺は世界に何があって俺らに何ができるか

ゆくゆくは・・・・・フヘヘ。」キモイ笑い方をして


兄がヒーに道を聞きながら馬でも通常

1日はかかる距離を半日もの間走り続けて


エルフの国【ズーズ帝国】に到着した。





この世界には大中小様々な国がありその中でも

大規模な国が四つそれぞれに文明の差があり

魔法の得意分野にも違いがあります、



火炎と刀の国【アマテラス連邦】


水と精神の国【水中都市エデン】


雷と科学の国【オメガ】


そして現在到着した国が

木々とエルフ族の国【ズーズ帝国】


この国はエルフとダークエルフが

共存しており国王は


ダークエルフのズーズ・ガーガ王が治めており

エルフ族の純血以外を一切許さず


今現在でも他国との戦争に力を入れており

4大国の中でも他族に厳しい国なのである。



兄弟はヒーから国について説明を受け

弟がナイト丸だと人間であるゆえ

危険なので兄のダークエルフに任せる事になった、



兄は国に入るためまずは門に向かったそこには

門番がいた、門を左右に分かれて立っており


近づくこちらに気づき構える、明らかに敵意を感じた

何かしたのかと思い焦るが


門番の前についてしまった

門番達はこちらの全身を舐める様に見たのち


「紫の皮の服に紫の帽子銀の長髪に

尖った耳褐色の肌」

門番の二人が兄のダークエルフに対し

変わった所が無いか話し合い最後に質問された


「お前何処から来た子供ではないにしろなぜ一人なんだ」

右側の門番がそう言うと左側の門番が


「貴様武具も持たずに魔物がいる中来たのか?」

今にも捕まりそうな雰囲気に対して兄弟は体の中でもめていた、


「面倒だし俺のキャラなら催眠もできるしダメなのか?」兄が呆れながら言うと

弟は「そんな事して魔法が解けた後どうするんだよ

ここでそんな事して後々お尋ね者扱いなんてやだぞ」


結果兄が折れどうにか話し合いでの解決にする事になりました

「何も言わないと言う事はやはり貴様何かやましい事があるな」と門番が距離をつめると


兄は焦る中、必死に思いついたほら話をした

「私の母が急病との知らせを聞き隣の村から急いで

来たんです」女性らしい可愛い声で門番は顔を赤らめ


右側の門番の目が泳いでいる隙に懐に

抱きつきそこを兄はとどめの一撃だと言わんばかりに


「お願いします何でもします母に会いに行かせてください!」抱きついた際

わざと押し当てた胸はグラマーな女性が好みな右門番を狂わせるには十分で


完全に決まった、右門番は息が荒くなり

左門番は悔しそうに右門番を静かに呪っている


右門番は賢者の如く爽やかな笑顔で

「早くお母様の元へ行くと良い」と見送った


女性の演技と男に男の自分が色仕掛けをして疲れたようで

兄は門を通った瞬間に門番同士が喧嘩する姿を尻目に

夕暮れの中街へ走り去った。

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