表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

その1【ぽえぽえポエム】

私、北村(はる)


おいおいおいおいおい、

おいっ、てめーら!ポエム書いたことねーだろ!

あぁそうだよ、私もねーよ!バーカ!


やだよ!黒歴史作るの!

……でも、それは嘘。私は嘘をついている。

もっと、見返した時にクスって笑えるものがあればよかったって、

今更ながら思ってる自分がいるんだ。


じゃあどうすればいいんだ!

「――おめぇもポエム星人になるんだよ!」

「えっ、誰!?はっ、もしかして、――もう一人の私!?」

「フッ、そうだ。俺はもう一人の私だ。さぁ、今すぐお前もポエムを詠むんだ」

「で、でもぉ……」

「チッ、うるせぇ口だな」

――ズキュゥン……

「んぅ!?」

「ハッ、これでお前も、今日からポエム星人だ。さぁ、早速詠んでみろ」

「ぽ、ぽえぇ……(は、はいぃ……)」

この瞬間、私の心のページに一つの詩が浮かび上がった。


※ ※ ※


――あぁ、何故だろう。今はただ、この世界の全てが輝いて見える。

燦然と輝く煌びやかな街の灯りは、人々の営みの(ともしび)

夜空に浮かぶは、悠久の時を照らし続けた蒼白の月明り。

そして私は、カブトムシ……。


※ ※ ※


「……ハッ!?まさかっ……、これが、ポエム?」

「あぁ、そうだ。これが、お前だけの詩(ポエム)さ……」

「す、すごい!どんどんゴミみたいな言葉が湧いてくる!」


こうして私は、ポエム星人としての生活を始めるのであった――。


「……ってことを考えたんだけど、どうかな?お兄ちゃん」

「うん、お前の前世は多分ゴキブリだな」

「ぽ、ぽえぽえ~!?」


~fin~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ