斎藤知事復活劇回顧
令和六年九月上旬、兵庫県議会が百条委員会を設置し冒頭芝居じみた黙祷儀式を執り行って始まった斎藤知事糾弾を煽情的に報道するキャンペーンは、宛ら全国民の敵を討伐する勧善懲悪劇の様相を呈した。ガリレオが屈した異端尋問よりも酷い魔女追及の嵐に晒された斎藤元彦は、只管誠実な答弁を繰り返した。
翌週、僕は呟いた。
…[報道テロ]の存在を世に知らしめた斎藤元彦 戦いの場は、百条委員会から県議選に移行 相手は、公金吸引マスコミ マスコミのテロが功を奏し選挙民の判断が狂わされてる状況下で、不信任案が可決→県議会解散 報道テロに憤る県民が選挙に立候補し、選挙戦でマスコミ報道の酷さを周知…「維新」に代わる新しい政治勢力=報道テロに憤る義民の会=台頭の予感…
他者を一切非難しない斎藤の言動は、ガンジーに準える「非暴言不服従」という言葉を産んだ。斎藤自身はSNSを駆使するわけでもなく積極的に発信しなかったが、傍観できなくなった観衆が吐き出す[捏造虚報情宣への憤り]が拡散され、その長濤が次第に大きくなっていった。
知事に対する不信任が県議86人全員一致の賛成で成立し自動失職を選んだ斎藤が街頭に立ったとき、長濤はネットから溢れ出し、街に出て斎藤を応援し励ます群衆の姿が目についた。
11月中旬に斎藤が再選され知事に復帰した後も、斎藤攻撃は止まなかった。11月20日、朝日新聞社は「二馬力選挙」という言葉を使って、立花氏の選挙活動が斎藤を再選させたという荒唐無稽な主張をした。
故安倍総理を国賊呼ばわりした村上誠一郎総務大臣は、辻元清美議員の質問に応じ、虚偽情報の投稿について「公選法に虚偽事項公表罪が設けられているが、SNSを含め、インターネット上の発信なども対象となる」と説明。他候補の応援についても「一般論」と断ったうえで、「候補者が他の候補者の選挙運動を行う場合には、その態様によっては、公選法上の数量制限などに違反する恐れがある」と懸念を示した。「個別の事案が公選法の規定に該当するか否かについては具体的な事実に即して判断されるべきだ」とも述べた。
翌年には、石破総理までが斎藤攻撃に加担するようになった。
斉藤の信念貫徹は、オールドメディア終焉の序曲を奏でるだけではなくて、リベラル政界を揺るがす佳境にまで劇を進行させた。
1962年11月、金井元彦副知事が坂本勝知事の後継者として知事に当選した後、金澤和夫副知事が斎藤元彦候補に敗れるまで、兵庫県政に於ける副知事禅譲は、4代に亘り約60年間続いた。
〔副知事禅譲の歴史等については第23話に記載〕
2021年8月の知事就任後、斎藤氏は、行財政運営方針見直しを強力に進めたことで、既得利権に群がる層の敵意を一身に背負うこととなった。そのことは、SNS呟き9日上の些細な誤変換に対する悪意の返信からも読みとれる。「知事引きずりおろし」の機会を彼らが虎視眈々と狙うようになった怨念が伝わってくる。
〔県政改革を阻む勢力の抵抗については第1話に記載〕
2024年3月12日付「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」と題する誹謗中傷文書を、渡瀬康英元県西播磨県民局長(60歳)が、兵庫県警、報道機関4社、国会議員1名、県議4名等宛に匿名で送付した。
記載されていた7項目は、
・ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長の五百籏頭眞が死に至る経緯
・2021年知事選での県幹部による事前運動
・業界団体に対する次期知事選の投票依頼
・複数企業への贈答品のおねだり
・政治資金パーティーにおける県信用保証協会理事長らによる購入依頼
・セ・パ優勝パレードにおけるキックバック強要
・職員へのパワーハラスメント
3月20日、民間人が当該文書を入手して県庁幹部に提供した。当時の知事、片山副知事、県民生活部長、総務部長、産業労働部長が当該文書の内容を検討した結果、誹謗中傷の拡散を防ぐ緊急性を確認した。
25日、副知事と人事課長が、上郡町の西播磨県民局に赴き、渡瀬康英局長のパソコンを押収した。同局長と白川智子産業労働部次長が当該誹謗中傷文書の作成に関わっていたことを突き止めた人事課は、予定されていた同局長らの年度末付退職を認めないことを決定した。27日の定例記者会見で、知事は「事実無根の内容が多々含まれおり、職員の信用失墜や名誉毀損など法的課題がある…業務時間中なのに嘘八百含めて文書を作って流す行為は、公務員としては失格。被害届や告訴などを含めて法的手段を進めている」旨、説明した。
4月4日、渡瀬局長は公益通報窓口の県政改革課に文書を送付。
12日、人事課は、白川次長については懲戒処分該当事実を確認できなかったとして同日付で自己都合退職を認めた。その後、高価な贈答品は受け取れないという知事の意向で断っていたコーヒーメーカーについて、「兵庫県産品のPRは必要」と考えた産業労働部長が、「自分宛てに商品を送ってほしい」とメーカーに依頼して受領し倉庫で保管していたことが明らかになった。
23日、渡瀬局長の文書で「一連の不正行為と調整で精神が持たず、うつ病を発症した」旨中傷されていた元総務課長の訃報が県職員向けサイトに掲載された。後に、サンテレビは「元課長は警備やコスト削減、大阪府などとの調整に苦労していたが、補助金の増額には関与していなかった」旨、報じた。
24日、丸尾牧県議(緑の党グリーンズジャパン)が、文書内容記載事実を確認する第三者機関の設置やパワハラに関する職員アンケートの実施を知事に求めた。
26日、日本新聞労働組合連合が声明を出した。
声明は、「兵庫県の斎藤元彦知事を批判する文書を作成し関係機関に配布したとして同県幹部職員が解任された問題」と事実を歪曲する内容だった。「解任」等の人事異動については、本来、裁量事項で理由が明示されることは無いのだが、「斎藤元彦知事を批判する文書を作成し関係機関に配布した」事実を県庁担当課で把握したり確認することはできない状況だったし、5月7日付けの停職処分書に記載された理由も、誹謗中傷文書流布による県政信用棄損の外、県有機材の不正利用、個人情報不正取得、職務専念義務違反、他職員の人格否定による傷害等の非行だった。
報道機関は、「公益通報者保護義務違反」の廉で斎藤知事を詰っているが、神戸新聞関係者が公益通報に該当するような内容の文書を受け取っていたのであれば、それを県当局に伝えて善処すべき旨申し入れなければ、公益通報者が保護される術は無い。
自らの責務に関する懈怠の責めを、為す術なき相手方に罪業転嫁する「声明」発出は、悪魔的所業だと言えよう。
5月7日、県人事課は、渡瀬局長に停職処分を、贈答品受領した産業労働部長に訓告をした。
停職処分の内容は次の通り。
5月8日、関西テレビは、「パワハラとおねだり疑惑の知事」と誹謗中傷する放送をした。「企業から贈答品を受け取っていたことが判明」という字幕を付けた画像を放映したが、受け取ったのが斎藤知事ではなかったことが判明した後も、訂正しなかった。
https://www.ktv.jp/news/feature/240508-saitoutiji/
15日、丸尾県議が「4月下旬に出勤途中の職員にアンケート3百枚を配り、21人が回答。うち7人が知事や幹部のパワハラを、6人が知事や幹部への物品供与を回答した。…イベント時にマスコミの取材がないと、担当課を怒鳴り散らしていた…チラシに自分の写真がないと怒る…庁外での公務イベント時には、目的地に15分前に着かないと激怒。随行の秘書が罵倒される…考古博物館で駐車位置が気に入らないと激怒した」旨、発表した。
6月7日、県会本会議で、北上あきひと県議(ひょうご県民連合)が「2024年2月、但馬のスキー場訪問時にスキーウェアの無償提供を求めた」と非難した。知事は「どのような発言をしたかは覚えていない。地場産業のPRとして公務上で使わせていただくことは有っても、個人的に受領するような趣旨の発言をすることは有り得ない」旨、答弁した。同日、北上議員の発言をもとに関西テレビが「養父市のスキー場を視察に訪れた際、スキーウェアをおねだりした」旨の虚報を流した。
9日、やぶ市観光協会は、ウェブサイトに「記事に書かれておりますスキーウェアに関する内容、またそのようなニュアンスに取れるものを含め、ご発言を受けたという事実は確認されませんでした」と掲載し、関西テレビの報道が虚だったと明かした。
13日、自民党とひょうご県民連合が百条委員会設置を共同提案した。維新と公明は反対したが、共産党等の議員50人が賛成して、設置議案が可決された。百条委員会は、15人(自民、維新、公明、ひょうご県民連合、共産、無所属。委員長:自民奥谷謙一,副委員長:維新岸口実)で構成された。「原則公開とし、インターネットによる中継及び録画を行うこと…個人のプライバシーに関わるとき等は、委員会の議決により秘密会とすること」を基本として運営することとした。
20日、知事は定例記者会見で渡瀬文書の各項目について説明し、疑惑をすべて否定した。
27日、百条委員会は、「翌月19日開催時に渡瀬局長の証人出頭を求める」旨、決定した。
7月10日、県職組が、「県民の信頼回復が望めない状況」だと、知事に辞職を求めた。
11日午前5時、次のような産経新聞記事がウェブ上に掲載された。
…<独自>「百条委員会やり通して」知事告発の兵庫県元幹部が死亡前にメッセージ残す…
記事を書いたのは、失職後の斎藤元彦氏を取材する際に同氏を睨み付けた記者である。
2時間後に、竹内英明県議(ひょうご県民連合)が、次のようにブログに記した。
…<産経新聞・独自>「百条委員会やり通して」知事告発の兵庫県元幹部が死亡前にメッセージ残す…
翌日午後2時2分、「議事課 組織」宛に[渡瀬康英の妻]を名乗る者からのメールが送信された。メールには「主人が最後の言葉を残していた…一死をもって抗議するというメッセージとともに…百条委員会は最後までやりとおしてほしいことが記されていた…」旨、記載されていた。
これらの時間的前後関係から、産経新聞記者が事前にメール内容を知って報道できた謎、竹内県議の関りの不可解さを指摘する者は少なくなく、中には、竹内県議のメール捏造説を推理する者も出る始末だった。
19日、竹内県議は、ブログに次のような記載を記した。
https://monqu.web.fc2.com/takesan110.html
「渡瀬さんが百条委の奥谷委員長宛に7月2日に内容証明郵便で送付(7月4日到着)した文書が生前の渡瀬さんから私に届きました。この文書は、渡瀬さんが亡くなった翌日7月8日、亡くなられてから時間をおかない、朝9時半からの百条委の理事会で協議されました」
「渡瀬さんの奥さまからのメール、渡瀬さんの陳述書を公開します」
「百条委で私が配布した資料(申入れと人事当局作成文書)」
このブログには「一死をもって抗議をする」発言の出処が書かれているが、これを読むと、当該文章の書き手が誰か、自殺か、口封じか、更には、死去・隠匿生存の別さえもが疑問になってくる。
斎藤知事誹謗中傷騒動の仕掛け人は、この男だったのだろうか?
23日、蓬萊務小野市長は、定例記者会見で、斎藤知事の出処進退に関して、「今トップとしてなすべきことは辞職以外にはないのではないか」と述べた。
24日、「斎藤知事告発文書」に関する情報を神戸新聞が発信した。
これを引用して
「このような負の連鎖はもう止めるべきだ。知事が気に入らないからと一死の覚悟で自死してまで、選挙で民意を得ている知事を辞めさせようなんて、そういう流れが拡がることは絶対にあってはならない。知事を辞めさせたいならルールの下でするべきだ」
という呟き主が居た。
僕は
「END斎藤」を掲げて街頭宣伝する画像を添付し、
「攻撃の仕方が異常すぎる」
旨、返信した。
この日に発信された共産党員の
「いやちょっとほんまにありえないでしょ…組織の中でこんなに次々に自死される方が出るなんてトップとして失格だし、組織の立て直しなんて無理。告発文書言及の職員、4月に死亡
兵庫県3カ月公表せず、自殺か | 2024/7/24 - 共同通信」
という呟きを翌日発見し、
「斎藤氏を支持する心算はサラサラ無いが、共同通信と共産党が組んで酷い印象操作続ける時点で、予断もたず、成り行きを見守りたいと思う」
旨、返信した。
この頃から、旧弊メディアによる虚報攻撃の異様さに気付く人々が増えだした。
31日、片山副知事が辞職した。
8月20日、サンテレビは「特集」として次のように報じた。
…兵庫県の主張を覆す文書が存在 元西播磨県民局長の男性「認めていない」 懲戒処分は公益通報者保護法違反か 報道特集・ドキュメント…
1)3月中旬に、元西播磨県民局長が斎藤元彦知事の「おねだり疑惑」や「パワハラ疑惑」を書いた誹謗中傷文書を報道機関や議員に配布した。
2)3月下旬に、同局長から片山副知事が事情聴取し、当該文書は噂話を集めて作成した旨、確認した。
3)同局長の3月末定年退職を認めず、西播磨県民局長の職を解いた。
4)4月4日、同局長は、兵庫県職員公益通報制度に基づく通報を行った。
5)5月7日、同局長は、停職3か月の懲戒処分を受けた。
6)7月7日、同局長は、百条委員会で証人尋問に応ずる予定(12日後の19日)だったが、「死をもって抗議する」という趣旨のメッセージを残し、自ら命を絶った(他紙の報道では、遺族が県議会事務局に送ったメールに「死をもって抗議する。百条委は最後までやり通してほしい」と渡瀬氏が書き残した文言があったという)。
〔サンテレビ報道内容の詳細等については第3話に記載〕
同日、県議会警察常任委員会で、黒田一美県議は、「議会関係者・警察・マスコミなどへ提供されたとされる(3月12日の)文書は兵庫県警へ通報されたのか。2号通報(公益通報者保護法第3条第2号の権限を有する行政機関等への通報)に該当すると考えるが、公益通報として受理しているのか」と質問した。県警は、「3月15日付けで受領している。文書については記載内容や匿名の文書であることなどを総合的に考慮した結果、現状においては公益通報(2号通報)としての受理には至っていない」と答弁した。
21日、丸尾県議は、「私が取った兵庫県職員アンケートでは、知事スキーウェアたかり事件『神鍋高原視察のとき、スキーウェアを欲しいと言っていました。結局プレゼントはなかったですが、知事が欲しがったようです』と記載されていた」と自身のXに投稿した。また本件に関して「現地の観光協会の会長に問い合わせ、裏どりしています」とも投稿した。
22日、日高神鍋観光協会が公式HPにおいて声明文を発表し、「当協会関係者に事実確認を行いましたが所謂「たかり」や、そのようなニュアンスに解釈されるような事も含め確認されなかった」と丸尾県議の疑惑を否定した。その後、日高神鍋観光協会は公式HPにて「某議員より関係者へ正式に謝罪があり、上記の当該ポストを削除する事で和解となりました事をご報告いたします」と公表した。
23日、百条委員会(非公開)後の記者会見で、奥谷委員長は、次のように述べた。
・「斎藤からパワハラを受けた」と明確に証言する者は居なかった。
・次のような証言があった。
(1) 「出張先の施設で玄関の20メートル手前で公用車を降りて歩かされ、職員をどなり散らした」の状況は、どなるほどではないが、きつい口調だった。玄関に県職員2人が待っていたので、おそらくそこまで行けると思ったのではないか
(2) 斎藤知事が、ある最高幹部に対して文房具を投げたのを目撃した
(3) イベントなどに斎藤知事が出席する際、取材に来てもらえるよう職員がマスコミに依頼していた。来なかった場合は不機嫌になっていた
30日、斎藤知事は、百条委員会に出席して証言した。県立考古博物館で開かれた会合に出席した時に、公用車が車両の進入禁止区間の手前、建物の玄関から20メートル離れた場所に止まった件について、「2人の職員が待っていたので、そこまで車が当然行くと思っていたが、突然止まったので『どうしたの』と言ったら『車止めがあります』と。当時の認識としては“車止めを取り外し、そこまで車が行けるようにしておくべきだ”と考えていた。合理的な指摘だった」と証言した。当時の副知事との打ち合わせ中に文房具を投げた件については「片山前副知事に向かってではないし、付箋を束のまま投げたということでもない。1枚の付箋を折りたたみながら話を聞いていて、目の前に放り投げてしまった」と証言した。幹部職員が参加するグループチャット上で、斎藤知事が深夜や休日を問わず指示を送っていた件に関しては「忘れないうちに備忘録的に送った面もあるにしても、レスポンスは明日でいいとか、週明けでいいとか、丁寧に書いておくことは、今考えればすべきだったと思う」と証言した。
9月5日の百条委員会冒頭で、奥谷委員長が芝居じみた「死者追悼」の儀式を執り行った。そして、局長の死を「自殺」と断定し、因果関係不明なのに「停職処分」が原因だと決めつけて、斎藤知事の「道義的責任」を認めさせようと圧迫尋問した。
9日、僕は呟いた。
…[報道テロ]の存在を世に知らしめた斎藤元彦 戦いの場は、百条委員会から県議選に移行 相手は、公金吸引マスコミ マスコミのテロが功を奏し選挙民の判断が狂わされてる状況下で、不信任案が可決→県議会解散 報道テロに憤る県民が選挙に立候補し、選挙戦でマスコミ報道の酷さを周知…
翌日、この呟きを引用して「『維新』に代わる新しい政治勢力=報道テロに憤る義民の会=台頭の予感」と呟いた。
11日、時事通信社が「兵庫県の斎藤元彦知事の一連の疑惑が文書で告発された問題を巡り、プロ野球の優勝パレードへの協賛金の見返りに、金融機関の補助金を増額して県に損害を与えたとして、東京都の男性が11日までに、背任容疑で斎藤知事と片山安孝前副知事を大阪地検特捜部に告発した。告発は2日付」と報じた。
15日、僕は呟いた。
…「嘗て誰も為し得なかったことを斎藤元彦氏は成し遂げた
その功績は、「報道テロ」の存在を世に知らしめたこと」と…
19日、兵庫県議会は、斎藤元彦知事の不信任を県議86人全員の賛成で可決した。不信任理由は「兵庫県政を混乱させた」という自らの罪業を相手方に転嫁する卑劣な内容だった。
26日、NHKが「兵庫 斎藤知事 失職し 出直し知事選立候補を表明」と報じて視聴者を驚かせた。四つの中で最も有り得ないと思われる選択肢だった。
〔NHK報道内容の詳細等については第6話に記載〕
30日、斎藤知事は、自動的に失職した。
10月2日、NHKは、「兵庫・文書問題 深層に何が 職員30人の証言」と題して、兵庫県知事選でのネガティブ・キャンペーンを張った。
ウェブサイト上で「兵庫県庁の職員が知事らを告発した問題。その真相や前知事の動向などを巡り、今なお、騒動が続いている。しかし、そもそもなぜ、事態が深刻化する前に食い止めることができなかったのか? 番組では、県庁の現役職員やOBなど約30人を独自に取材し、組織の中に“もの言えぬ空気”が広がった経緯を探った。さらに、『公益通報』の制度がありながら、告発者が特定され、保護がなされなかった問題にも迫る」と解説した。
僕は、「NHKの悪質なプロパガンダ。公益通報と内部告発を態と混同させ、公益通報に対して懲戒をしたかのようにウソを放送した。現役職員やOBも、改革阻止派を選んで、勝手放題の事実と異なる放言をさせた」と、呟いた。
7日、【公式】さいとう元彦応援アカウント@saito_ouen が「元兵庫県知事さいとう元彦の応援アカウントが立ち上がりました」と呟いた。
しかし、この垢の実態や斎藤元彦氏本人との関係も不明で、斎藤支持者を纏めたり統率できる筈も無い有様だった。
9日、朝日新聞社が「大阪市と神戸市で昨秋に開かれたプロ野球の優勝パレードをめぐり、不適切な税金投入で県に3億円の損害を与えたとして、兵庫県内の市民オンブズマンなどが9日、斎藤元彦前知事と片山安孝前副知事について、背任容疑で県警に告発状を提出した」旨、報じた。
15日、週刊新潮は次のような記事を掲載した。
…兵庫県議会から不信任案を全会一致で可決され、失職、出直し選挙への再出馬を決めた斎藤元彦前知事。9月26日の会見で顔色一つ変えずご自分の主張を淡々と語っていたが、よくよく聞いてみると中身はデタラメばかり。彼が弄する三つの虚言を検証した。 意図的に世の中を欺こうとしているのか、それとも、自覚がないまま偽りの言葉を発してしまうのか。彼の心の中までは読めないが、いずれにせよ罪深き虚言を吐いていることは間違いない。…
〔週刊新潮報道内容の詳細等については第12話に記載〕
これまでが、斎藤中傷報道の第一期膨張だった。
25日、そしー(祖品)So Sheena@oma_daresuki 氏は「X発の斎藤元彦さん応援LINEアカウント チームさいとうの登録者数が1000人を突破しました!兵庫県内からだけでなく、全国の斎藤さんの応援者が参加して、どんどん増えていってます!まだの方はぜひ!斎藤さんの情報をいち早くお伝えします」と呟いたが、僕は同氏にブロックされていたので、当時、この呟きを読むことができなかった。
同日に行われた百条委員会秘密会の録音内容が流出し、奥谷委員長が片山氏の発言を制止して詳しい内容説明をさせなかったことが明らかになった。
秘密会終了後の囲み取材でも、NHKや朝日の記者らは片山氏の発言を封じようとした。記者らが事前に録音内容を知らされていたとしか思えないような異例の行動だった。
〔囲み取材の状況等については第21話に記載〕
31日、兵庫県知事選挙が告示され、前参院議員の清水貴之氏(50)、元尼崎市長の稲村和美氏(52)、前知事の斎藤氏(47)、医師の大沢芳清氏(61)、会社社長の福本繁幸氏(58)、政治団体党首の立花孝志氏(57)、会社社長の木島洋嗣氏(49)が立候補を届け出た。
11月8日、週刊現代が〖スクープ〗を発表した。趣旨は「百条委の進め方が公正を欠き、オールドメディアと結託して重要な真相を隠蔽する動きを見せた」というものである。
〔スクープ内容の詳細等については第21話に記載〕
17日、NHKの兵庫県知事選挙開票速報に関する情報を検索したら「遅すぎる上に、予定時刻になってもエンタメ番組をずるずると延長して流してたので、速報しないのかと思って寝た」という呟きがあった。後で調べたら、数分後に始めたけれども、「稲村さんの得票が上回ってる」旨の嘘発言や、明らかに落ち込んだ陰湿な雰囲気で喋ってたとのこと。当選したのは斎藤候補だったのだ。
「自分に投票しないよう」呼びかけていた立花孝志候補の意に背いて立花票を投じた選挙民が0.4パーセント(有権者数4,463,013人,立花得票数19,180人)居た。このことから、「斎藤再選に係る立花候補の影響力は微々たるもの」だったと分かる。因みに、12月15日に投開票された泉大津市長選挙では、立花票を投じた選挙民は7.4パーセント(有権者数60,239人,立花得票数4,439人)だった。
18日、読売新聞と毎日新聞は、百条委員の竹内県議が議員辞職したのはSNS誹謗中傷による旨、誤解させる記事を出した。
19日、朝日新聞は、斎藤知事が公益通報制度に違反したと誤解させる記事を出した。
20日、折田楓さんが次のように呟いた。
…兵庫県知事選挙における戦略的広報:「#さいとう元知事がんばれ」を「#さいとう元彦知事がんばれ」に
https://note.com/kaede_merchu/n/n32f7194e67e0
ここ1ヶ月半すごい経験をさせていただいたので noteの記事にまとめて残すことにしました。…
同日、僕は、この呟きを引用して「縁の下の力持ち であるべきスタッフが選挙結果を自分の功績のように自画自賛するのは如何なものでしょうか?」と呟いた。
翌日、この呟きを引用して「たった一人で立ち向かいました感を出してた兵庫県知事ですが、PR会社主導で綿密なSNS戦略を練りながらムーブメントを作っていった流れが詳しく書いてありました。 民衆ほんとチョロ過ぎwwwって思っただろうなあ」と呟く者が居た。
https://x.com/w2580085/status/1859270490726232197
僕は、「私の懸念は『杞憂』じゃなかったようです」と呟いた。
折田楓さんの発信は炎上し、これをネタとして旧弊メディアが挙って斎藤知事ネガティブキャンペーンを展開し始めた。
21日、フジテレビと神戸新聞は、稲村和美候補のSNSが虚偽通報で2回凍結されて刑事告訴した旨、報道した。
22日、共同通信社は、斎藤知事がPR会社にSNS戦略提案と広報を依頼したように誤解させる報道をした。読売新聞は、立花候補が奥谷県議に対して脅迫と威力業務妨害をしたように誤解させる報道をした。
23日、NHKは、SNSによって、稲村和美候補への虚偽情報攻撃、竹内県議への誹謗中傷、奥谷百条委員長への誹謗中傷等が行われたかのように誤解させる報道をした。
同日、日刊ゲンダイは、斎藤知事が公選法に違反したように読者を誤解させる目的で、「斎藤知事 公選法違反」という大見出しに「疑惑」という小さな文字を加えて報道した。
「○○か?」という疑惑報道が世に氾濫している。
これは、報道機関が事実を確認できないときに、読者や視聴者に「○○は真実」という先入観を植え付ける邪悪な手口である。報道機関が事実に反している旨の認識を有しながら確信犯的に虚報を流す場合も少なくない。
27日、増山誠県議が「奥谷委員長の『百条委員会を秘密会にしたのは斎藤側の申し出に基づく』という発言は事実に反する」旨、呟いた。
〔当該呟き内容の詳細等については第21話に記載〕
30日、僕は呟いた「旧弊メディアによる斎藤攻撃が一斉に止まる不自然さ を感じるようになったのは、何時からだったのだろうか?」と。
故渡瀬局長が公用パソコン内に残した醜聞情報の隠蔽加担について騒がれる不都合を旧弊メディア側が懸念したことが影響するという見解がX上を流れていた。
12月2日、NHKが「弁護士と大学教授が告発状 斎藤知事陣営の兵庫知事選SNS運用で…」と報じた。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241202/k10014655721000.html
同日、僕は、NHKのニュースを引用して「冤罪工作に加担するNHK」と呟いた。
3日、立花孝志氏が呟いた。
…これは郷原弁護士による完全な虚偽告訴罪だと思料します! よって本日、郷原弁護士を被告発人、立花孝志と石丸幸人弁護士を告発人とする、刑事告発状を東京地検と麻布警察署に郵送します! オールドメディアは、我々の刑事告発もキチンと報道して下さいね…
僕は呟いた。
…斎藤知事を冤罪に陥れる工作に総掛かりで加担した旧弊メディアが、郷原弁護士を被告発人とする刑事告発状の郵送について報道しなければ、在日本国旧弊メディアの正体を世界中の多くの人々が知ることになるだろう。…
同日、夕刊フジが「大騒ぎが噓のようにシュリンク…斎藤知事報道に見る世間の‛オールドメディア離れ’説明や反省もないまま急変に不信感」と報じた。折田楓さんの発信内容を事実と押し通すことが難しくなった旨、旧弊メディア側が判断したという見解に基づく報道だった。
23日、毎日新聞社は、「素人集団 SNSチームさいとうが斎藤知事を再選させた」旨、報じた。
…11月4日夜、兵庫県西宮市の阪神西宮駅。歩道や駅ビルの2階を埋め尽くす群衆。視線の先にいるのは県議会から不信任決議を受けて出直し知事選(10月31日告示、11月17日投開票)に出馬した斎藤元彦氏(47)だ。
「こんなに多くのみなさんが集まってくれて、本当に私は勇気と元気をいただいています」。深々と頭を下げる斎藤氏に割れんばかりの拍手が送られた。
1カ月ほど前から街頭活動に参加し、斎藤氏を応援してきた祖品さん=Xアカウント名=は目を真っ赤にしてその様子を見つめた。「方向性は間違っていなかった」。スマートフォンを向け、演説の動画配信をしながらも涙をこらえることができなかった。
大阪市に住む男性会社員の祖品さん。斎藤氏を巡る文書告発問題についてのマスコミの報道姿勢に対し、「一方的に斎藤氏を責め続けている」と疑問を感じてきた。SNS(ネット交流サービス)で情報収集したり、県議会の調査特別委員会(百条委)の内容を確認したり自分なりに問題を調べて夏ごろからXで意見を投稿するようになった。
「斎藤さんを元気に」
10月上旬、Xで知り合った地方議員に誘われ、斎藤氏の街頭活動を見に行った。数日前まで知事だったその人は覇気がなかった。「孤立無援」で、道行く人に頭を下げ続ける姿は、マスコミの報道から感じた「裸の王様」の印象とはかけ離れていた。
「斎藤さんを元気にしよう」。活動を見に来ていた数人で連絡を取り合い、支持を呼びかける投稿をXを中心に始めた。ほとんどがこれまでに選挙活動に携わったことがない「素人集団」だった。
幅広い世代を巻き込もうと、祖品さんらは約3週間後に無料通信アプリ「LI…
しかし、次のことから、[チームさいとう]立ち上げの意図は斎藤支持者の分断かと疑われるほど、運営の仕方が支離滅裂で、彼らの情報発信が斎藤票増加に貢献したとは考えられない状況だった。
・ 10月7日【公式】さいとう元彦応援アカウント立ち上げの際に、その実態等が不明で、斎藤支持者を纏めたり統率できる筈も無い有様だった
・ 同月25日、祖品氏が上記アカウント[チームさいとう]への登録を呼びかけた時点で、同氏にブロックされていた僕(斎藤支持内容を発信し続けていた)はその呟きを読むことができなかった
折田楓さんの働きも、[チームさいとう]の情報発信を上回る貢献をしたとは考えられない。
24日、読売新聞社は「兵庫県の内部告発問題を受け「公益通報者捜し」禁止へ、通報者への不利益な取り扱いには罰則」と題して次のような記事を出した。
…政府は、組織の不正などを告発した公益通報者に対し、解雇といった不利益な取り扱いをした企業などに刑事罰を科すため、来年1月召集の通常国会に公益通報者保護法改正案を提出する方針を固めた。兵庫県で内部告発を行った元幹部が懲戒処分された事案などを受け、公益通報制度の実効性を高める必要があると判断した。刑事罰は違反した法人などの組織と個人双方に科す方向で、罰則の程度は今後詰める。同法は通報者への不利益な取り扱いを禁じているが、違反時の罰則は設けられていなかった。不利益な取り扱いは、解雇や懲戒処分などが対象となる。配置転換や嫌がらせは、通報との因果関係を客観的に判断することが難しいため、含めない方針だ。同法は300人超の企業などに対し、内部通報窓口の設置や通報に対処する従事者の配置を義務づけており、これらの違反に対しても刑事罰を導入する。通報者を特定する「通報者捜し」や、契約時などに公益通報を行わないことを約束させる「通報妨害行為」についても、禁止規定を新設する。消費者庁が2023年に行ったアンケート調査では、内部通報者の17・2%が「通報を後悔している」と回答し、原因として「不利益な取り扱いを受けた」「通報を同僚に知られた」ことなどを挙げた。兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラなどの疑惑を巡っては、県側が内部告発した元県幹部を特定して停職3か月の懲戒処分としたため、告発者の不利益な取り扱いを禁じた同法に違反するとの指摘が出た。保険金の不正請求が発覚した中古車販売大手・旧ビッグモーターでは、内部通報体制が未整備だったことも明らかになった。同法改正については、消費者庁の「公益通報者保護制度検討会」(座長=山本隆司・東大教授)が、年内に刑事罰導入などの必要性を指摘する報告書を取りまとめる予定で、政府はそれを踏まえて改正に向けた準備を進める。来年2月に改正案を閣議決定し、通常国会に提出する段取りを描いている。…
翌日、僕は呟いた。
…文章が曖昧で虚偽の内容を含む情宣記事
1)「政府は…方針を固めた…必要があると判断した…方向で…今後詰める…方針…刑事罰を導入する…禁止規定を新設する」は、「誰か分からない人物の内心の思い」を記事執筆者が知り得た謎が残る。
2)「兵庫県で内部告発を行った元幹部が懲戒処分された事案…兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラなどの疑惑を巡っては、県側が内部告発した元県幹部を特定して停職3か月の懲戒処分とした」は、事実に反する嘘…
25日、共同通信社は「11月の知事選後初めての百条委出席で注目度は高く、30席の傍聴券を求めて約110人が列を作った。傍聴した神戸市長田区の30代女性は『再選されてパワハラなどの問題がなかったことになるのは納得がいかない。(百条委は)真実を明らかにしてほしい』と訴えた」旨、報じた。
25日、NHKは、「百条委員会は午前中は、公益通報制度に詳しい結城大輔弁護士が参考人として出席しました。この中で結城氏は、県が告発文書を作成した元幹部を公益通報の保護対象とせず、懲戒処分にした対応などをめぐり「仮に公益通報に該当しなくても、一般的な企業や組織の対応をしている感覚では、通報に不利益な取り扱いをしないことは組織のルールで対応している。配慮しながら進めていくのが実務的な感覚だ」と述べました。そのうえで「県としてどのような体制整備がされていたのか、きちんと見る必要がある」と述べ、内部通報に対する当時の体制を検証する必要があるという認識を示しました」と報じた。
2024年斎藤復活劇は、旧弊メディアが信用を地に堕す場面で第一幕を下ろしたのだろうか?
2025年5月28日、僕は呟いた。
「マスコミの暴虐を見るに見兼ねて時折投稿する拙見解が何の役に立つのだろうかと思うと、虚しくなるときがある」と…
6月8日、僕は呟いた。
「兵庫県知事復活劇で顕在化した異常性は、総ての大手メディアが足並み揃えて選挙民意否定するが如き捏造虚報情宣に血道上げてること」と…




