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オレはのんびり過ごしたいんだ❗  作者: 空蜘蛛 津凪
初めての町!!で何しよう?
28/40

冒険者ギルドのテンプレは・・・?

(日本の古典演劇風なリズムで♪)


さぁやって来ました、中央広場!!


北門より大通りを抜け、途中寄り道・道草・ゴミ掃除をして着きましたるは冒険者ギルド!


一体あのドアをくぐったら、着くは天国かはたまた地獄か!?


次回「あのドアの向こう側」を心して待て!!









なんて 次回予告風に遊んでみたけど突っ込まれないのって虚しい・・・。ライムが一緒に居てくれたら何かしらリアクションがあったかもしれない・・。とっとと入って登録して従魔の話聞こう。



俺は赤い屋根の冒険者ギルドに近づく。ちゃんと入り口上に看板があって【冒険者ギルドへようこそ!】って書いてある。ってことはこの世界って識字率高いのか?だったらスゲーな!?扉は西部劇みたいなやつで、足元の方が空いている奥にも手前にも開くドアだ。マークが彫ってあって「爪痕」に「剣」が交差して、魔物と戦うからかな?



冒険者ギルドのテンプレと言えば、


①入ってそうそうバカにされて絡まれる。


②受付嬢に話しかけたら「色目使ってんじゃねー!」みたいな理不尽に見舞われる。


③カードを作ったら受付嬢に内容を叫ばれて、ギルド長に呼ばれる。


その他にも色々あるがこんな感じだよね?俺はテンプレ回避のため、【気配察知】【魔力感知】を使って向こうから人が吹っ飛んで来ないか等を確認。・・・大丈夫そうだ。



ドアをくぐると「ッリーン」と音がなった。ドアにベルがついてたようだ。


右側を見ると食堂が併設されてるのか、テーブル席がいくつかあった。テーブルに突っ伏しているヤツ、俯いてブツブツ言ってるヤツ、イスに仰向けになって寝てるヤツ。ろくなのがいないな。


左側を見ると長~いカウンターがある。そこにはキレイな受付嬢が2人仕事をしていた。



一人は獣人族でネコっぽい感じだ、身長150位だろうか?カウンターに微妙に隠れてて見えにくいがセカセカ動いてる感じがする。幼い感じがするので新人なのか?



もう一人は人族で、身長160ってとこか。おっとりした感じの女性、背中の中程ぐらいまでの髪を先の方で縛っている。歳は20代前半ってところか?





さて、きっといつもの俺なら人族の方に声をかけに言ったただろう。長い髪におっとりした感じ、似合っているからきれいだと思う。


しかし、俺の中のナニかが全力で警鐘をならしている。あいつはヤバい、関わるのも近づくのもやめた方がいい。『君子危うきに近寄らず』この言葉が何故か頭の中で繰り返される。そのために自分はもう一人のネコさんの方へと近づいていく。



「初めまして、こんにちは。お仕事中にすいませんがよろしいですか?」(ミッションスタート!)



「はい!冒険者ギルドへようこそ!ご依頼ですか?それとも報告でしょうか?」(始めてみる人です?誰でしょう?)



「どうも、私はカラクモと言います。ギルドへは登録をしたいと思って伺いました。大丈夫でしょうか?」(下手に下手に目立たぬように)



「あっはい、大丈夫です。ではこちらの用紙の記入欄に必要事項の記入をお願いします。代筆も出来ますが如何しますか?」(丁寧な人です♪でも危ないお仕事大丈夫でしょうか?)



「大丈夫です。」(名前に得意な武器、前衛か後衛か、特技って自己申告なんかい。いや、自己申告だからこそ出来ることの多いヤツには仕事を回すって感じなのか?なら弱く申告しても大丈夫だな。)



この時、何故か急に鳥肌がたって『ピコーン』という音がした。


○スキル

補助系スキル【直感】を取得しました。

(ヤバい・・・何か分からないけどヤバい!?いきなりスキル取得しましたって!?ギルドカードを弱く出すのが不味いのか?それとも偽るのがヤバいのか?)と考えていると後者の方で悪寒がした。




(あっ、こっちがヤバいのね。するとちょっと相談しないといけないよな。)



「あの~、質問してもいいですか?」



「はい!なんでしょう?」(なにか分かんないことでもあったのかな?)



「書く欄が『名前』と『戦闘スタイル』と『特技』って少ないと思うんですが、スキルとか書かなくて良いんでしょうか?」(これしかないってことはギルドカードに何かあるってことだよな?)



「はい!大丈夫です!こちらに記入していただくのは、簡単な自分の出来ることです。持ち込まれた依頼や緊急性のある依頼などを個人依頼として適正に振り分けるための目安です!」



「なるほど、スキルとか書く欄が無いんですがいいのでしょうか?」(自分のアピールポイントを書けって事だったんだな。でもそしたらあの【直感】は別の事に関係してるんだよな?何なんだ?)



「それも大丈夫です!ギルドカードを作る時に本人確認のために血を一滴垂らして貰うんですが、それによってお名前・レベル・ステータスやスキルなど自動で登録されます!絶対に虚偽の申請などは出来なくなってるんですよ!」(スゴいですよね♪)



「そうなんですか!全部自動で!?それはスゴいですね!」

(これか~~~~!!全自動ってどんなオーバーテクノロジーだよ!?自動更新ってことはどっかに情報が流れてるよなきっと!?何処だ?ギルドという組織だけか?それともどっかの国の王族とかにも流れるとか?どうする?どうすればいい?)



するとまた【直感】が働いたのか、『ギルドだけ』に反応していた。そういえばギルドは完全中立組織だったな。少し落ち着こう。



「そうなんです!スゴいんです!更に罪を犯したりするとギルドカードにちゃんと表示されるんで逃げられません。」(悪い子はお仕置きなのです!)



「そうですね、ありがとうございました。ではこれでお願いします。」(自己アピールならひとまず戦闘だけでいいかな?短槍と水・風・空間魔法、戦闘スタイルは後衛寄りっと。)



「はい、ではギルドカードを作るのに小銀貨2枚になります。」

(魔法も武器も使えるなんてスゴいです!)



「では小銀貨2枚です。お願いします。」



「かしこまりました。お待ちいただく間に冒険者ギルドの簡単な説明をさせていただいてよろしいですか?」(さぁ、お仕事です!きちんと説明をしないとまた起こられちゃいます・・頑張るぞ!)



「えぇ、こちらもお尋ねしたいことがありますのでよろしくお願いいたします。」(テイムのことを聞いたりしたいし、いいかな?カードつくんのに【隠蔽】は無理ってことだし、呼び出しありそうだな~。はぁ~。)



テンプレ回避・・おそらく失敗!




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