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Sweet Bomb NEXT  ~ 今度は異世界で大暴れっ!  作者: 白河・DG・夜舟
転移三十四日目っ! ~ オラクルへの帰還

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276/279

276.色々言ってたよ?

挿絵(By みてみん)


 ポートビリア突入前に、みんなで休憩した場所まで到着。ここまでで復路の3分の1って感じかしらん。

 キャンプセットを出して貰って、コーヒーブレイク。

 あたし、タマゴサンド大好きなんだよね。

 みーよはハムレタスが好みらしい。

 この世界のパンとは、食感が段違い。ホントに美味しいね。

 でも、だからこの世界のパンを食べたくない、という訳でもない。

 これはこれで、素朴な良さがあるんだよね。

 要は、口に入れば何でもいいのかしらん、あたしってば。

 コーヒーのお代わりを貰いながら、オラクルに帰った後の話をする。

 ポートビリアの大聖女になったみーよは、その身分や位は、そのまま保証されるらしい。もちろん“元”の肩書だけどね。

 今のところは正式に大聖女だけど、そのうちに幼女シーチャンが正式に正守護者の地位につく。

 都市を出る時にそうしなかったのは、何かトラブルがあった時のための防止策。例えば、どこかの誰かが守護者の地位を強奪(ごうだつ)しに来た場合とかに備えてるんだとか。

 ああ、元の守護者の、福耳で顔がデカいのがいたかも。みーよやあたしや皇龍公国の騎士団がいなくなったら、自分の時代が来たとか言って、戻ってきそうだね。

 もちろん、幼女シーチャンがちゃんと実績を積めば、周囲の人たちが正式に認めてくれる。

その後なら、みーよが普通にポートビリアの正守護者の地位を降りれば、自動的にシーチャンが昇格する。

 それまでの間、みーよがポートビリアから遠く離れても、守護結石と繋がっているのだそうで。もし、守護者の地位を簒奪(さんだつ)しようとする輩がいても、みーよが許可しない限り守護結石と感応(かんおう)できないんだって。

 で、みーよが自分の意志で繋がりを絶てば、自動的にシーチャンに地位が移管(いかん)される。


 同じことが、領主の地位にも言えるのだそうで。

 防衛隊長から領主に昇格したハンドウ、じゃない、なんかこれ、発音がむずいんだよね、ハンドゥか、が、地位を確立した時点で、サーリット団長は領主の座を降りる手配になっているんだとか。

 で、こっちの方は距離が離れても繋がるとかの仕組みはないんだけど。

 テイル卿が転移結界を敷いているので、サーリット領主本人が直接様子を見に来て、移管(いかん)を判断するらしい、との事。

 それって、マクロン閣下の転移陣(ゲート)?

 ううん、テイル卿の転移結界(ポータル)。

 そんなのあるんだ。

 彼はむしろ、そっち方面の専門家なんだそうで。

 ふうん。何にも言ってなかったような気しかしないけど?

 そう?

 色々言ってたよ?

 あの人、郁ちゃんが興味無さそうな事は、自分からは言わないと思うよ?

 そうだっけ?

 ああ、なんか次元がどうこう言ってた気がしてきた。

 あたしたちが別の世界から来てるのを察知したのかなと思って、ちょっと警戒してたんだよね。

 それか。それだ、きっと。

 みーよには、普通に話をしてるんだ、そっかー

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