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Sweet Bomb NEXT  ~ 今度は異世界で大暴れっ!  作者: 白河・DG・夜舟
転移二十七日目っ! ~ ポートビリア救出作戦っ!

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205/247

205.「何よ、こんな時間に」

「郁ちゃん」

 みーよの小声に、すぐ反応したあたし。

 一瞬で覚醒した。

 みーよが教会全体に張り巡らせている結界に、反応があったのね?

 まだ、みんな寝静まっている。

 起こすべき?

「小さい人が一人。敵じゃないかも?」

「ん」

 寝巻代わりのポンチョ姿のまま、ソロッと起きて、サンダルだけ履いて。

 机の上の、腰袋と一緒にしてあるアギト・ナイフを抜いて。

 そっと、部屋を出た。


 気配をさぐる。

 外、だね。

 住居棟の玄関をそっと開けると、辺りは真っ暗。

 でも、いる。

 閉ざされた門の外だね。

 忍び歩きで近づき、門越しに声を掛ける。

「誰?」

「デン」

 急に気が抜けた。

 門を開けてやる。

「何よ、こんな時間に」

「ギルド。緊急招集。すぐ来て」

 冒険者ギルドは、よほどじゃないと、こんなことしない。

 なんか、あったね。

「分かった」

 余計な言葉はイラナイ。

 デンも、何も言わずに立ち去った。


挿絵(By みてみん)


 部屋に戻ると、ケイトがすでに起きていた。

 出発の支度をしていると、女の子たちも起きだしてきちゃった。

「緊急招集なの」

 そう言って、手早く身支度する。

 シュランがドア越しに声を掛けてくる。

「行ける?」

「急ぎます」

 じゃあ、待つか。

 その間に、アリちゃんが昨日の残りのパンをくれた。

 適当に齧っている間に、シュランがやってくる。

 アリちゃんがシュランにもパンを持たせて。

 眠そうなカンタに後を任せて、あたしらはギルドに向かう。

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