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29話

天京に勝った地球軍は明るい笑顔で捷報を上げた。そこに待機していた司令官は、最も前の中年の黒人兵士から敬礼を受けた。


「敵は全滅!味方の犠牲者なし!以上無!」


報告を受けた司令官は満足したように微笑んだ。


しかし、まだ不安な人もいたのでアーロンだった。彼はモリダの軍人の間でいた。彼らは、地球軍と遠く離れたところにいた。地球軍の姿は見えなかった。ただ緊張感をなだめるために空き地に集まっただけだった。

兵士たちは地球軍が天京との戦いの後、戻ってきた報告を聞いた。みんなが沈黙を守る渦中、アーロンはチョミョングクに近付いた。


「隊長」

「何だ?」

「私たちはどうなるんですか?」

「幸いなことに、地球軍が俺たちを攻撃しないとね。」


しかし、アーロンが聞きたいのはそんな事実はなかった。


「じゃあ、地球の人権団体は、どのようになるんですか?」

「地球に帰るだろう。詳細は知らない。」


チョミョングクも地球軍の威圧感に押されてしまって声に力が抜けていた。アーロンは、チョミョングクの最後の言葉に心配が山だった。


「クリスティンも完全に離れるの?」


彼の頭の中にシーンが浮上した。クリスティンのやわらかい微笑と一言が頭の中から離れなかった。


「手をお願いします」


アーロンは自分の手を見た。忘れていたが非常に汚れた手だった。しかし、その手を握ってくれたクリスティンから転送された風合いは、まだ残っていた。


.................................................. .....................


しばらくして不安な気持ちにアーロンはクリスティンがいる所に向かった。まだ地球の人権団体は、ライフルを持った地球軍に囲まれていた。

地球の人権団体の会員たちは、地球軍と一緒に荷物を安くていた。荷物は山だったがますます大きさが減少した。

時間が長くかかったが、アーロンは逃れることはできなかった。その隙にクリスティンも見えて同時に地球軍が持っている武器も見えた。


「クリスティン」


ただ遠くから眺めるアーロンの存在をクリスティンは知らなかった。


「神様。。」


中に神様を呼ぶだけするだけだった。いくつかの祈りをするかどうかさえ分からなかった。


彼女はやっと視線を向けることができていたときは、荷物の整理がほぼ終わる頃の休憩時間だった。クリスティンは静かに座ってしばらく目をつけようした。


「ふう。。。」


しかし、視線が感じられた。村をじっと眺めるが最も近い建物に誰かを見ることが感じられた。

いつも彼女に近づいてきたキムヨンジだった。ヨンジは少し泣きながらクリスティンを眺めた。


「クリスティン」


その姿を見たクリスティンは、静かに起こった。ヨンジに近づいていきたかった兵士たち防いいた。


「どこに行こうか?」

「ちょっとだけでもだめですか?」

「何だ?」

「あの女の子に会いたいです。」


兵士たちはヨンジを眺めた。泣きそうな姿に心が弱くなった。クリスティンも切に望んでいる目、どうしていいか分からた。兵士たちは、お互いを見つめた。


「命令があったんだろう?」

「そうよ。でも。。」


悩んでいた彼らは、最終的にヨンジを近く連れて来ることに決めた。軍人の一人がヨンジを正確に超えないようにすることが境界線まで連れてきた。境界線を挟んで軍人たちが監視している間にヨンジとクリスティンは境界線を挟んで互いに向かい合った。


「お姉さん」

「泣かないで、ヨンジちゃん。いつか会うことができるでしょう。」

「その。。それでも。。」


クリスティンはポケットから小さなビスケット袋一つを渡した。


「さあ、ビスケットよ。」

「ありがとうございます。。。」


ヨンジの泣く姿を見てみるとクリスティンの心も揺れた。彼女はじっとヨンジの手を握って質問を渡した。


「祈りしたいこと、教えてくれる?」

「お姉さんが戻ってくるようにして祈りしてください。」


しばらく苦い笑みを見せたクリスティンは、静かに目を閉じた。


「神様、今日、ヨンジを会わせてくれてありがとうございます。神様、ヨンジのために私がいつかはモリダに戻って来ることができるようにしてください。必ずヨンジを再会いたいです。アーメン」


祈りが終わった後、ヨンジとクリスティンは、お互いを見つめた。ヨンジは、クリスティンの顔を眺めて泣きを放ってしまった。


「うああん!!」


二人は境界線を挟んで抱いた。クリスティンも目に涙を浮かべた。


.................................................. ............


クリスティンとヨンジの再会の後、兵士たちは彼女から何かを悟った。特に村の住民との最後のあいさつを許した。村の住民はクリスティンに会うためにテントの周辺に到着した。


「本当に行くの?」

「おばさん、いつかは再び来ます。」

「クリスティン、必ず来なければならない。俺たちは、いつまで待ってよ。」

「はい、おじさん。ありがとうございます。」

「お姉かん!必ず来てくれ!」

「うん、ありがとう」


子供から高齢者まで、みんながクリスティンが去ることを残念がった。最後に残った人は綾香だった。彼女もクリスティンが戻ってこないと思うと目つきが寂しかった。


「最終的には離れてるんですね。」

「はい。行かなければなりません。」

「もう、来られるできるでしょうか?」

「私もその日を待っています。」


綾香は言葉がなくなった。クリスティンは彼女を見て微笑んだ。


「農業、頑張ってください。源田さんの努力はいつかは報われるんです。」

「はいありがとうございます。」


クリスティンと綾香は最終的に握手を受けて終わった。

綾香も村に戻って行くてもう残った人は誰もいなかった。クリスティンは完全にモリダを離れなければならなかった。彼女は振り向いて、兵士たちに微笑んだ。


「最後に挨拶を許してくれてありがとうございます。」


.................................................. ..............


しかし、最後までアーロンは出なかった。軍人たちの銃と離れようとはクリスティンの姿が重なって見えた。


「どうしよ」


アーロンの足はますます急ばかりだった。

地球の人権団体の会員たちは、モリダの出入口を出た。兵士たちは、もう少し後に行って入り口近くにガードを狭くした。出入口を出る人権団体のメンバーの中で最後にクリスティンがいた。


「行かないで」


アーロンはクリスティンを眺めながら小さく話したが無駄だった。

クリスティンの足取りは今、出入口に向かっていた地球軍はさらにガードを狭くした。アーロンは怖かった。


「だめ。。だめ!」


音を叫んでアーロンは急いで行った。するとクリスティンは足を止めて、彼を見た。しかし、地球軍2人は彼に銃を狙った。


「落ちろ!」

「クリスティン!」


過激に鎮圧する地球軍と違ってクリスティンは笑みを浮かべてアーロンに近付いた。地球軍は警戒を緩めたしクリスティンはアーロンに近づくことができた。アーロンの顔は涙で汚れていた。


「アーロン兄さん、来て感謝します。」

「クリスティン。行かないで!」

「申し訳ありません。行かなければならいです。」

「君いなければ。。。あなたまで離れると僕はだめ!ジャミラ姉ちゃんももういない。行かないで!」


クリスティンはアーロンに、より近づいていった。


「神様がいつも一緒にいます。いつかは必ず会うことができると思います。」

「やだ、やだよ!!」


アーロンは泣き叫んだ。クリスティンはアーロンが好きだった自分の笑顔を最も明るく見せた。クリスティンはアーロンを胸に抱いた。


「今まで私のために頑張ってくれて感謝しますアーロン兄さん。絶対兄さんを忘れません。」


この言葉を最後にクリスティンはモリダの出入口を出た。

アーロンを握っていた地球軍たちも束縛を解いて入口に向かった。アーロンはクリスティンの後姿を見て立ち上がった。


「クリスティン!!」

「来るな!」


地球軍はアーロンに銃を狙った。アーロンは再び自分の無力さを悟って地面に座り込んでしまった。

モリダのドアまで閉ざされて、最終的にクリスティンは完全に離れてしまった。地球軍の痕跡は消えたが、アーロンに残っている温かい言葉と胸に抱いた時の触覚、手を握ってあげた時の感じと天使の笑顔は離れなかった。


「ああ。。ああああああ!!!!」


アーロンは絶叫した。世界の言葉で表現できない感情のせで体の中に存在しないものも涙として抜き出すほど泣き叫んだ。


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