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1終業式
蝉の音で、私は目が覚めた。
やだなぁ、学校かぁ。
私はベッドから降り、制服に着替えて一回へ降りた。
そこには長女・莉緒《中三》と、三女の末っ子・奈緒《中一》が机についていた。
はて、机にご飯があるのに、二人はどうして食べないんだろう。
あ、私を待っててくれたのか!
「ごめん。ちょっと寝すぎちゃった!」
そう言うと二人はにっこりした。
「大丈夫よ、さ、食べましょ」
「りんお姉ちゃん、おはよ‼」
二人とも私を責めない……。優しいなぁ。
ジーンとしながら私も座った。
「いただきます」
学校についてようやく思い出した。
今日は始業式だった。
明日から夏休みだ!
私は喜びながら終業式の校長のなんがーい話を聞いた後、クラスに戻った。
で、今マジで切れそうになっている。
宿題たくさんありすぎだろ。
舌打ちしそうなくらい怒っていた。
そこではっとした。
私はしなくていいんだ。
だって私はこの世界からもうすぐ消えるんだから。




