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事件1の7 エピローグ

ゲーム用シナリオ 7です


ごめんな。


俯きながら、ボソッと謝った友人は、遠くに引っ越していった。



あの後、俺は気がついたら、病院のベッドの上にいた。

学校の玄関で倒れているところを、最初に登校した先生が見つけて、救急車を呼んでくれたらしい。


孝弘も校庭の隅で倒れているところを発見された。



学校に変質者が入り込んで、生徒が一名死亡、2名が負傷したと、学校説明会では説明されたそうだ。


だが、不思議なことに新聞記事やインターネットのニュースにはならなかった。



プリントを持って、見舞いにきた級友が

「そうそう、なんか急に鮎川先生も体調不良で学校を辞めたんだぜ。」と言って、帰っていった。


孝弘は自分が退院する日に、俺の病室に来て

「俺はあの学校に戻らない、転校するよ。」

と言った。


お前がいてくれたから、俺は助かったと思う。

でも、あの学校に行くと思うだけで、身体がすくんで、怖くなるんだ。


絞り出すような声でやっと言った孝弘に、俺は

「そうか…」としか、言えなかった。


孝弘が帰った後


なんで俺は助かったんだろう。

あいつ、あの先生はどうなったのか。

また、襲われる心配はないのか。


いくら考えても答えが出ない問いばかり考えてしまう。


もう考えるのをやめたいと思った時、どこかで聞き覚えのあるような気がする声が聞こえた。



…大丈夫だよ…

涼やかな…女性の声?



だれ?


(ねむい…)


だれの…こ…え



重くなる瞼が、完全に目を塞ぐ前に、ちらりと人影が見えた気がした。








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