前へ目次 次へ 9/12 第八章 僕は思い切って動いた。 ブログを立ち上げ、「伝説の二次創作を読み解く」と題して記事を書いた。名場面を引用し、当時の空気感や議論を解説する。 初めは閲覧数も少なかったが、やがてSNSで拡散され、まとめサイトに拾われた。コメント欄には「こんな熱いレビュー初めて読んだ」「当時を知らなくても面白い」と書かれた。 気づけば、僕自身が「火付け役」として見られ始めていた。 当たり前だ、自分の小説だから熱量や物語の解明も当然である。