表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

29/59

こうして別れた

 こうして、お菓子を食べながらお茶をした僕達。

 僕達が何者かも、兎耳のお姉さんに聞かれたりしたが、ミミが、


「アラタ様は恩人なんです。途中路銀が尽きてしまいお腹が減っていた所を、助けていただきました」

「……ミミ、里を出る時に結構なお金を渡したと聞いているわよ」

「魔物との戦闘やら途中、色々ありましてたりなくなってしまいあのようなことに」

「ミミは人がいいからまたどこかで人助けもしていたのね。でも今一番優先しないといけないのは“宝玉”なのでしょう」

「分かっています。……それを言うなら戸棚から出さないでください。何重にも結界を張って隠すように……」

「そうするとその異常を探知される場合があるのよね。ちょっと別件でそういう事があってね。だから一番人目のある場所に隠しておいたのよ」


 どうやら何かがあってここの戸棚に“宝玉”を隠したらしい。

 大胆というか盲点というか……でもここで気になるのは、


「ミミ、その宝玉について見せてもらってもいいかな?」

「……ここでではなく神殿の方で、でよろしいでしょうか。ここもいつ襲われるか分かりませんから」

「そうだね」


 ミミに言われて神殿で僕はその“宝玉”を、よく見せてもらうことに。

 それからすぐに、神殿の方にミミとフィス達は戻るのが決まる。

 “宝玉”を手に入れた以上、やはりここにいるのは危険だと判断したようだった。


 そして僕達は依頼がある。

 他のもジャムを買いたいという思いもあったので、しばらくここで待つことになったのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ