ノーマークでした…
今、激しい雨の音で起こされました。
午前中、町内会の運動会に役員だからと(連れ合いが)出席。ただ、立っているだけだったけど、日差しも出てきて、疲れたのかしら?お昼、茹でてからめるだけのスパゲッティ、ノンアルビールをお供に食べた後、マッサージ機でウトウト…
「昨日は、ちょっと無理したもんな~」
昨日は…ほんとに長い一日でした。
オンコール当番を卒業?(パートになった)してから、ほとんどスマホはリュックに入れっぱなしでした。それが昨日、YouTubeを観ながら寝てたので枕元に、音量もそれなりにして
で、夜中3時、LINEの音に起こされました。医務室のグループライン…
「○○さんが亡くなったと施設から連絡があって、来てほしいと言われたのでこれから行きます。先生は何時に呼んだらいいでしょうか?」
え~と、グループラインです。この日の新人ナースからのSOSに、なぜか私だけが気付いてしまったようで…時間が時間だから、みんな熟睡中…唯一、高齢者(寝るのは早く、夜間トイレに起きる…)だけが、反応したようです。
「え!日中、そんな兆候なかったよね?」
私は日勤で居ましたが、発熱者にはなっていなかったし、ここのところ、食事量も問題なかったはず
「はい、お変わりありませんでした。0時のオムツ交換の時は、いつも通り、お話もされていたそうです」
「先生は、家族が来るのならば、その時間で呼んで大丈夫だよ。まあ、なるべく遅く…早くても7時半過ぎかな~とりあえず、家族に連絡して、何時に来るか聞いてね。すぐ来ないのならば、ナースも朝でいいと思うよ」
「相談員さんが連絡をしてくれて~もう、家を出たそうです」
「あちゃ~でも、確か家族県内じゃないよね?」
そうこうしているうちに、タクシー呼んで施設に到着
「家族が来るのならば~先生呼んじゃっていいと思う。私達には、「死因」決められないし~家族から突っ込まれても答えようがない…先生、4時ぐらいまで仕事していると豪語してたし~大丈夫だと思う」
「そうします。カルテを見たらば、ここでのお看取りではなく、病院へ連れて行ってもらいたいというご家族でした」
そっか、そうだった…大概のご家族は「施設での看取り希望」治療の余地のある疾患とか、骨折のみ入院。老衰をある程度受け入れてもらっています。
「先生の携帯、多分留守電になるから、「亡くなったのは、その兆候の無かった人で、家族がこれから来ます」と入れて」
「留守電でした」
「うん、それでいいと思う。少なくとも朝来てくれるし~死亡診断書と保険証のコピー、あと、家族に見せるために最近の電カルコピーを用意してね。心不全の診断だと思うけれど…」
留守電入れてから数分で先生から返信があり、4時ごろ到着。寝る前にシャワー浴びていたところだったそうです。ご機嫌も良く、良かった良かった…「心不全」と、書いてくれました。
そこから一時間ほどで家族到着。家族には
「職員も会いたいと思うので、お時間が大丈夫ならば、遅番が来る時間まで、ここを出るの待っていただけないでしょうか?」
と、伝えてもらっておきました。
私も6時45分には到着。入れ歯を入れて、着替えの服を家族に選んでいただき、清拭更衣。家族と相談の上、顎をタオルで縛って開いていた口を閉じました。家族希望で血色を加えて…
オンコール当番は、新人さんなので、なかなか寝付けず、二時ごろやっと眠ったところでのコール。そこからずっと働いていたので、早番出勤の時間で帰ってもらいました。3時から7時半まで残業で、今日は有給休暇という形。で、私はその後日勤なので17時まで…ラインを受けてからほぼうつらうつらでほぼ寝ていないので、最後の辺は、フラフラでした(>_<)
今年の一月の入所。現病歴は認知症とパーキンソン病ぐらい。色白で背の高い方。車椅子自走出来ず、食事も半介助。最近はほとんど介助になっていました。朝は薬が切れているためか、車椅子移乗しても、仰け反って爆睡していることが多かったかしら。薬だけとにかく飲んでもらうと、段々と覚醒して…
お話は出来るのですが、かなりの毒舌…
臀部に褥瘡の成りかけが出来、ベッド上で処置をしようと横を向いてもらうと
「嫌よ!痛いじゃない!」
と言われたので
「お尻の傷が治るようにお薬を塗らせてください」
と言ったらば
「上手い言い訳するじゃない!この噓つき!」
でも、終わったら
「ありがとう」
ん~ん、何なんだろう?とりあえず、文句の一つも言っておこうか?って感じ?
お風呂介助の時も、色々とお話しされます。
「今、人を殺してきました」
は~~~????
彼女的には、笑いを誘う冗談?真顔でおっしゃるので、ちょっと怖い…
自分の訴えはしっかりと言えて
「こんなのは、ご飯じゃありません!」
と、入れ歯がパカパカしてしまうからと、お粥にしたらば、そう言われました。最後まで何とか食べれていたな~
ご家族に
「お話が好きで、入浴の時など、職員を笑わせていましたよ」
と伝えたらば
「そうなんです、話好きなんですよ、うちの母は…前の所では無口だって言われていて心配していたんです。そうですか、良かった」
「なので、今日出勤の職員だけでも会わせてあげてください。みんな会いたいと思いますので…」
「そう言ってもらえて嬉しいです」
その前日、私は休みだったのですが、ご家族とオンライン面会。その時、ケンカ?をしてしまったそうです。それを悔いていらっしゃって…
「もっと、優しい言葉をかければ良かった。こんなことになるとは思っていなかったし…来週は孫もつれて面会に行く予定だったのに…その時続きの話をしようと…それが…」
でも、思うんです。苦しむことなく、普段のまま、すっと眠りについた。
もう、オムツにはなっていて、食事も自分でなかなか食べれないで、ほぼベッド上寝たきり状態…。
それでも、自分の意志は伝えられ、家族も認識でき、亡くなる前に面会も出来た。
それって…
もしも、段々と弱って来て、家族の希望通り、入院していたらば、今頃は拘束されて点滴。
ご家族から
「ここの食事、いつも美味しいって言ってました。ここに来れて良かった。今迄ありがとうございます」
そう言って頂けて、眠たいのは、吹っ飛びました。
入所前の家族見学の時、「ここで出来ること、出来ないこと」を説明します。そこを納得してくださらないと、入所は相談員さんと知恵を絞って色々理由を付けて「お断り」又は「辞退するように仕向ける」となります。
「ここをどこだとお思いか?恐れ多くも、終の棲家…病院じゃないんです!どんなことしても生かしたいと言うならば、ここじゃありません!!!」
まあ、そんなニュアンスで…
これ、お互いの為です。
この方のご家族も、「何かあったらば受診希望、病院で看取られたい」でしたが、急死したことを受け入れてくださいました。ここまでちゃんと暮らせていたことを、本人の口から言ってもらえていたのが良かったのかもしれません。少なくとも、病院に居る時よりは「自由」だったかな?お話を聞いてくれる人もいたし…
このところ、亡くなった方のカルテ(紙)が薄いです。ちょっと前は三センチ越えなんてざらだったのに…それだけ回転が速い、余命の短い方々が入所されているということでしょうか?だからこそ、お看取りに関するお話は重要になってきます。
これ、お互いの為
施設、職員、家族、そして、本人の為です!




