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死ぬはずだった私の円満離婚 ~大切なことはすべて幽霊が教えてくれます~

 謎の病で、長生きできないと診察されていたラトナ。
 先の戦争の影響で貧乏男爵家の家計は火の車で、兄からいつになったら死ぬのかと待たれる始末。
 それを憐れんだ主治医の斡旋で、ラトナはどういうわけか、聖統御三家の一つ、強大な場の浄化の能力を持っている、ミノス公爵家に嫁ぐことになる……。

 嫁入りは担架で……。
 息も絶え絶えに辿り着いた公爵家の本邸前で、結婚相手のエオールと初めて出会ったラトナ。

「君の病が重いことを聞いて、是非にと娶ることにした。私はこの家には、ほとんど寄りつかない。何も気にせず、君はゆっくり療養に励んでくれ」

 最初から、そんな告白をして、ラトナのもとからエオールは去って行ってしまう。
 しかも、エオールの両親は結婚の詳細を知らなかったため当り散らされて、ラトナは昼でも真っ暗で薄気味悪い離れに追いやられてしまい……。

 誰一人味方のいない、完全アウェーな状況。
 自分の身体が自由にならず言いたいことも言えず、情けなさに打ちひしがれるラトナのもとに、足のない方々が現れて……。

 親身に世話を焼かれているうちに、なんとラトナの病が治ってしまった!?

(死にそうだから、エオール様に娶ってもらったのに、元気になってしまったら、私はどうなるの?)

 捨てられる前に、自立をして離婚を……。
 元気なうちにお金を貯めて、自活を目指さなければ……。

 小さい頃から病気がちで、自分の可能性を何一つ知らない少女が、幽霊からいろんなことを教えてもらって、世界を知り、恋もする、冒険と恋愛ファンタジー
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