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そこにくるみの木があったから  作者: タラ吉の助
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伝説の人

小学校に上がった頃、Sちゃんちの隣に小さなお堂があってそこに今で言うホームレスの人が寝泊まりしていた。いつも、モンペをはいていたきくおばちゃんと言うおじさんがいた。きくおばちゃんとはみんなが名前を知らないので通称でよんでいた。ある下校途中私は初めて出会った、まだ先にいる時Sちゃんが「アノ人がきくおばちゃん」とコソッと言った。私はドキドキしながらSちゃんと「帰りました。」と言ったら「おかえりん もうぉ えらかったなん もうぉ」と返してくれた。その人は家を訪れては 「肩をもませて」と回っていた。一回50円 なかには少し多くあげていた人もいたらしい、うちにもやって来たとか。父がしてもらったらしいのですが、胸毛がいたく気に入ったらしく「いいわぁ いいわぁ」と肩より胸毛を触っていたらしい。そしてかわいそうにお尻から出血していたと、座布団に血がついていたと、少ししてきくおばちゃんはどこかに行ってしまった。父いわく自分は昔からそういった人達にもてたとか若い頃汽車に乗っていた時、対面で座る席で寝ていた時、前の人が膝掛けを父の膝に掛けた、父はまー知らない人だが親切に、と思っていたら、なんとその膝掛けをカモフラージュに下で父の股間を触って来たのだ。父は怒鳴った。その人(多分 男)は走って逃げたとか。他にもちょいちょいあったらしい。だがアノ人達は怒るとめちゃくちゃ恐いらしい。ケンカの強い父でも個性的な人には弱いらしい。

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