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そこにくるみの木があったから  作者: タラ吉の助
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いわくつき物件

大人になった私はたまに母の店に顔を出していた。初めの頃から客に「再会の前の店の事知ってる?」意味深な顔つきで言われる。私の反応をおもしろがっているんだと、察した私は知らなかったけど「知ってる」「知ってるのか」となんだ、見たいな顔をする。「あの時は大騒ぎだったんだよ」「らしいね」と話を合わした。店に顔を出す度に会う客会う客うんざりするほど。興味はなかったが母に聞いてみた。これまた母もうんざりとゆー顔で話してくれた。うちの店の前も呑み屋だった。足の不自由なマスターが経営していた。ホステスとして働く女性が

ほしくて、大阪の仲介者に紹介料を払い住み込みでホステスを連れてきた。だが一ケ月ほどで給料を貰うと女の子達が逃げてしまった。また仲介者に紹介料を払いまた女の子を連れてきた。そしてまた一ケ月ほどで給料を払うと逃げられた。何度かしてマスターが気がついた。どうやら紹介料が欲しいが為、女の子達に給料をもらったら逃げるよう教えていたのだ。そして次に連れて帰った女の子の一人を部屋の外から鍵をかけ監禁した。そして他の子に逃げたらこの子に危害を加えると、そして二階に監禁された女の子にも窓から逃げたら他の子に危害を加えると。そして監禁された女の子はろくに食事も与えていなかった為その子は夜な夜な屋根づたいに歩いては干し柿を取って食べていた。その屋根を歩いてる姿を近所の人達は幽霊が出たと大騒ぎになり、その後に女の子は干し柿を取っている所を見つかりとらえられた。そして監禁事件も発覚したのだ。もちろんマスターは逮捕された。町は大騒ぎワイドショーが連日押し掛けもー退職されたフジテレビの露木茂さんがまだ新人アナウンサーの頃インタビューにされたとのちに私に興奮気味に話してくれた人もいました。それは再会ができる何十年も前の話。それから私が中学二年の時その店は解体して新築されその上私も大人になってからの客からの話だった。

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