新星集結と痴話喧嘩
ロンズデーライト兄弟に拐われた華琳を救うべく冥界にある居城前に着いた一刀達
だが多くのモンスター軍団に苦戦するなか仮面シャドーが仲間達を呼び出したのだった。
「シャドーさん、この人達は? 」
「今のも忍術なんですか!? 」
マリアと風羅、それぞれが仮面シャドーに聞くと
「この新星呼び出しの術は俺の仲間である新星を呼び出すことができるのだ 」
と仮面シャドーが答えると
「へぇ、だったら風呂に入ってる時間を見計らって呼び出せば裸が拝めるわけだな♪ 」
エッチな顔をしながら妄想するアンソニーだが
「先に言っておくが習得が難しい上に、一族以外使えぬ門外不出とされているからな 」
そう。仮面シャドーが言うように本来新星呼び出しの術は新星の巫女と呼ばれる一族でしか教えられぬ門外不出の秘伝忍術である。
当然仮面シャドーも例外ではないが今回のような出来事があるかもしれないので前もって許可を得て会得した。
もちろん使用は一度のみの約定で、もし破れば忍の地位を剥奪という条件付きで
それはさておき
「皆、こんな時に呼び出してすまないな 」
仮面シャドーが皆に近づいた瞬間
ガシィッ!!
「・・・テメェ、どういうことだ! 」
眼帯をした男・源治が仮面シャドーの胸ぐらを引っ張った。
火神楽 源治
髪が赤と白で分け、片目に眼帯をつけた男。火遁の使い手で射撃の名手だが超絶スケベの巨乳愛好家
「・・・お前、俺に出した手紙にこう書いてたよな!『ファンタジーな世界に行くから手を貸してくれ』と、だが来てみりゃどうだ!いるのは鬼や豚等の醜い化け物ばかり!俺はドリアードやウンディーネ、マーメイドを期待してたのによ! 」
ドリアード
人型の植物モンスター。男の精気を吸うため美女が多い
ウンディーネ
水の精霊と呼ばれるモンスター。美女が多い
マーメイド
人魚のモンスター。もちろん美女
女に関するモンスターについて詳しい源治が怒る理由はそれであった。
「・・・俺は理央から逃げるために『新星の合宿がある』と嘘ついてまで来たんだぞ!俺の妄想を返しやがれ! 」
理央とは源治の嫁である。巨乳美女なのだが年がら年中源治に子作りを迫り、しかも嫉妬深いため源治には苦手とされている。
そんな源治が仮面シャドーに対して怒りまくると
「落ち着けって源治!? 」
ジュンが源治を止めた。
雷魔 ジュン
音と雷遁の使い手。普段はのんびりする男だが実は新星一の頭脳の持ち主。源治よりかはマシだがスケベ
「まぁ俺も華琳に同じこと言って仕事抜けてきたけどな 」
ジュンがそんなことを言うと
「おいテメェ、なに華琳の真名を呼んでやがるんだ! 」
「へっ? 」
今度は一刀がジュンの胸ぐらを引っ張った。
仮面シャドー達は源治以外がそれぞれ別の主君に仕えている。
ジュンは華琳に仕えていたが外史の世界というパラレルワールドを知らない一刀は知らない奴が華琳の真名を言っているように感じるのだ。
すると
「ったく、こっちの一刀は小せぇことをいちいち気にしてんじゃねぇよ 」
玲が一刀に話しかけた。
土門 玲
土遁の使い手で新星一の怪力の持ち主の女。月に仕えている。体も頑丈だが家庭科が苦手で貧乳
すると
「うるせぇ!ピンクの髪した男に言われたくねぇよ! 」
カチンッ!
玲は男に間違われるのが嫌で髪が地毛になるくらいピンクに染めたのだが貧乳なのと男みたいな態度なため時折男に間違われている。そして彼女を男扱いすると┅
「テメェ!ぶっ殺してやるぜ偽一刀!! 」
玲の逆鱗に触れ、今度は一刀が玲に胸ぐらを引っ張られた。
「に┅偽一刀って何だよ!? 」
「テメェに知る価値なんてねぇ!ぶっ殺してやる! 」
玲が渾身の力で一刀を殴ろうとしたその時
「こんな時に仲間割れはやめなさい! 」
エレナが仲裁に入るが
「ガキが大人の喧嘩に割り込むんじゃねぇっての! 」
玲がエレナにそう言うと
カチンッ!
見た目が璃々ちゃんのように子供なエレナにとってガキ扱いは禁句であり
「ガキとは何ですか!男女さん! 」
「やんのかこんちくしょう! 」
ますます喧嘩が激しくなってしまった。
すると
「落ち着いてくださいエレナさん!? 」
「頭を冷やしなさいよ玲!? 」
マリアと葵がそれぞれエレナと玲を引き離した。
氷堂 葵
氷遁の使い手で仮面シャドーに次ぐ剣技の持ち主。桃香に仕えている。胸は中。料理はコロッケ以外は毒
「マリアさん離してください! 」
「離しやがれ葵! 」
暴れる二人を何とか押さえつけるマリアと葵
「いかん、止めねば!? 」
二人の争いを止めるべく、仮面シャドーが向かおうとすると
ビュゴオォーーッ!!
『うわあぁーーっ!? 』
突然竜巻が発生し、騒いでいた皆を襲った。
すると
「皆さん、あまり騒ぎすぎはいけませんよ! 」
皆の前に吹音が立ちはだかった。
風切 吹音
風遁の使い手で実力は仮面シャドーに次ぐ新星ナンバー2。白蓮に仕えている巨乳美女。普段は大人しいが怒ると怖い
「吹音、止めてくれてすまぬな 」
仮面シャドーが争いを止めてくれた吹音に礼を言うと
「い┅いえ、妻として夫を支えるのは常識ですし 」
顔を赤くしながら吹音は照れた。
ちなみに葵、玲、吹音は仮面シャドーと結婚しておりそれぞれ娘もいる。
すると
「ちょっと待て吹音!テメェなにできる妻アピールしてやがるんだ! 」
「この泥棒猫! 」
仮面シャドーとイチャつく吹音を葵と玲が怒鳴った。
吹音は皆に抜け駆けして仮面シャドーといい仲になるため皆から泥棒猫呼ばわりされているのだ。
「せ┅先手必勝です!早い者勝ちです! 」
これに対して吹音も負けじと攻めた。
これにより┅
「・・・おっぱい求むーっ!! 」
「だから何でテメェが華琳の名を知ってやがるんだ! 」
「話せば長くなるんだよ! 」
「ガキ扱いを訂正しなさい! 」
「落ち着いてくださいエレナさん!? 」
「吹音!あんたいつも抜け駆けして! 」
「だから早い者勝ちなんです! 」
「強いもの勝ちだろ! 」
余計に争いが激しくなってしまった。
敵モンスターの攻撃は召喚獣達が食い止めているというのに皆が争うなか
「おやおや、皆さんここが戦場だというのに随分のんきですねぇ 」
「でもさすがに止めなきゃねぇ、アンソニーっちゴー! 」
「何で俺!?ここは武闘派の風羅だろ!? 」
「私に止められるわけないじゃないですか!?それよりさっきのお姉さん、魔法を使わず風を起こすだなんて、今度教えてもらいましょう! 」
風、炎夢、アンソニー、風羅は止めることができずただ見守るしかなかった。
このまま争っていても何も変わらないため
「いい加減にせぬかぁーーっ!!! 」
ドッカアァーーンッ!!
仮面シャドーの怒声が大きく響き渡った。
「な┅なんて大声を┅!? 」
「一刀殿!曹操殿の真名については本人に許可は得ているので大丈夫だ! 」
「えぇっ!? 」
仮面シャドーに言われて驚く一刀
実際に許可を得たのはこの世界とは別の華琳からであるが
「葵!玲!吹音!喧嘩なんてしてる場合か!この戦いが終わったら逢引(デート)してやるから仲良くしろ! 」
仮面シャドーは三人にそう言うと
ガシィッ!!
「逢引となれば 」
「一時休戦だな 」
「早く戦いを終わらせましょう 」
三人は手を組み合った。
「源治!お前の言うモンスターだが(多分)いるぞ! 」
「・・・なにっ!それを先に言え!帰るのはやめだ!俺は燃えるぜ! 」
エロいことに関しては燃えまくる源治であった。
そして
「どうしますかエレナさん、この状況でまだ怒り続ける方が子供だと思うのですが 」
「わ┅わかりましたよ 」
風にそう言われ、エレナの怒りも落ち着いたのだった。
とにかくこれで魔法使いと新星による連合軍が誕生したのだった。
だが
「しかしシャドー、勝手に逢引の約束なんかして大丈夫か? 」
今更ながらジュンにそう言われた仮面シャドーは
「頑張るっ! 」
帰ったら全力土下座で許してもらおうと頑張る仮面シャドーであった。




