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大事な命
人の命は地球より重いはずなのに、今も、世界中でウクライナ侵攻やガザ攻撃やイラン攻撃などの戦争や紛争が起きて命が羽のように軽く扱われている。
祖父は縁側に座り、乾いた茶をすすりながらぽつりと言った。第二次世界大戦のころ、日本人の命は「羽よりも軽い」と言われ、国のため、あるいは時代の大きなうねりの中で、多くの若者たちが自らの命を差し出すことを余儀なくされた。特攻という極限の選択、そして逃れられない窮状の中での集団自決。それは貧困による選択の狭間だったのか、それとも徹底的な教育や国家神道という宗教の洗脳だったのか。個人の尊厳よりも組織や大義が優先された時代、命の重さはあまりにも軽んじられていた。
明実と祖父とのふれあいで、これを何とかなく事を考えたい。




