あとがき
連載小説『売れないっ!』を最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
そして、第50回という長丁場お付き合い頂いて、感謝申し上げます。
『売れないっ!』は元々、僕自身が脳内でこういう小説があったら面白そうだな、読んでみたいかも、と思っていて、思っているだけでは出会えないと思い、情熱はあるが、社会で上手く立ち回れず面接でも苦戦続きの佐藤悠真、そして、真面目で努力家だけどアイドルとして目立った活動が出来ない白石ひなに希望を託して書いてみました。
僕自身も悠真のように、20代を捨てたと思うような人生でした。思う通りにいかないのが人生というのは分かっていながら、それでも上手く行かない。そして、面接先で怒られる始末。まさしく、暗中模索というような人生です。しかし、そんな経験も無駄にしたくない、いや、無駄ではなかったと証明するために勇気を出して筆をとってみたのが、『売れないっ!』です。
悠真や僕、そしてひなのように藻掻き、苦しんでいる方は少なくないと思います。そんな方に、「あなたの他にもこういう人もいるんだよ。だから、生きる意味を見出せなくても生き続ければいいんだよ。」なんてメッセージが悠真とひなを通じて伝わり、明日も生きてみようと思ってもらえていたら本望です。
悠真やひなの物語は一旦区切りを迎えますが、まだまだ悠真やひなの人生は続きます。
次回作は未定ですが、これからも執筆を続けるつもりなので何卒よろしくお願い申し上げます。
改めまして最後までお読み頂き、ありがとうございました。




