第2章13話
本日も更新頑張ります。
俺はする事も無くなったので、クロウ兄さんが起きて修行が終わるまでに時間も空いたので料理を作ろうと思った。
キッチンに行くと
「どうなされたのですか?アロウ様?お茶か何か必要ですか?」
アメリが居た。
「あ!ならクロウの部屋に治療の為にお客さんが来てる。そこにお茶と茶菓子を持って行ってくれ。後、昼飯は俺が作る。」
驚いた顔をしていたが、アメリは引き下がってくれた。
「かしこまりました。」
さーて、何を作ろうかなー。
そう言えばこの世界にはピーマンもトマトも小麦粉もチーズもあるのにピザって無いよな?
と思ったらピザにする事にした。
この世界は何故か各家庭に竈があるのにピザは無くパンを作る。
謎だ。
まずは竈に火を入れ。準備する。
沢山食べてもらう為種類は複数用意する予定だ。
調味料はヒノ村とエルフの里のおかげでバッチリ揃ってる。
生地を作り、具を作り、ソースを作った。
料理は前世から好きだったから少しは自信がある。
生地を伸ばしていると後ろから、
「本当に元貴族なのですか?恐ろしい程に手際が良いのですけど」
とアメリが引いていた。
「慣れだよ、慣れ」
俺は気にせず生地を伸ばし、ソースを塗りピーマンとベーコンを乗せた後チーズをナイフでガッツリ掛ける。
もう1つは醤油ベースのソースを塗り照り焼きした肉と芋を乗せチーズを乗せる。
それを各3枚ずつ計6枚作り、竈に入れて焼き加減を見ながら焼いていると……
「お醤油の匂いだー!」「ん、いい匂い」
腹ぺこ2人組が匂いに釣られキッチンに来た。
「おー、そろそろ出来上がるからエミールとクロウとカルナを呼んできてくれ」
と頼んだ。
アメリを含め6人が食堂に集まる。
俺と、アメリで食堂にピザは持ってきて居て。
皆で食べる事にした。
「んー美味しい!」「アロウ、もっと他の料理も作って!」
「後でレシピを教えて頂けますか?」
等ヤミ、リール、アメリの順に賞賛を貰った。
「アロウ逞しくなったな…」
クロウは涙腺が崩壊してるらしい。
料理を作ったくらいで泣き出すなんて。
「これはエルフの里でも作らないと!」
なんてカルナは言っている。
エミールは最初食べ方が分からずあたふたしてたが次第に周りを見て食べてる様だった。
「それでカルナ終わったか?」
俺はすぐにマスター出来たからカルナならもう終わらせているだろうと思い聞く。
「はい!バッチリですよ!」
やっぱりな。
それとクロウにはエミールとクロウが今どの様な状況なのかを説明した。
「そうか、アロウ迷惑を掛けたようだ。私はエミール様が守れれば国は関係ない。」
言い切ったが、何とも奥手というかなんというか。
「んー、好きなら好きって言い切った方が良いぞ?どうせ地位の差なんて無くなったんだから。」
なんて言うと。2人はむせていた。
「お前はいつからそんなに大胆になったんだ?そんな言葉軽々しく言うものではないよ。」
クロウは顔を赤くしながら言っている。
説得力は無く。
ヤミとカルナは微笑ましく見ている。
「まぁ、俺には関係ない事だから良いけど。2人でその辺は話し合ってくれ。」
俺はその後、カルナに話しかけた。
「カルナ、さっきの魔術についての話がしたい。術式の構築と理論を俺の推測で合ってるかどうか確認したい。」
そうすると明るく笑顔を向けて、
「勿論ですよ、アロウ様!基礎を学んでいる以上。ヒントはありましたからね。」
俺達は楽しく食事をするのであった。
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