第2章7話
屋敷の中に入り、目の届く範囲にクロウを寝かせ。
話を聞く事にした。
「えーっととりあえず俺の質問に関することで、集まってもらったんだけど。どの部分を知ってるんだ?」
「闘気。」
リールは一言で表した。まぁ、剣の達人だからな。
「俺も闘気だな。山篭りしてる最中に徐々に扱えるようになった感じだな。」
シルムも答える。
「私は仙気だよ!おばあちゃんが、私のスキルは心を蝕んでいるから心を守る為の修行をして来たよ!」
それらしいのがやっと来たけど。
間に合うかな。
「ヤミ、それって蝕んでる状況とか他人のを見れるか?」
「私には無理だけどおばあちゃんなら出来ると思うよ?」
「んじゃ、ヤミ方法でエミールは修行を始めてくれ。ヤミ俺が給料を出すからしばらく頼む。」
ヤミはぱあっと明るい表情になりながら。
「え?良いの?アロウ君大変じゃない?」
なんて聞いてくるので。
「流石に稼いでるよそれ位。もし金欠になってもダンジョンに潜るさ。まぁ、昇格試験で良い魔物を狩って来たから多分困らんだろう。」
「ほーう、どんな魔物なんだ?Bランク昇格試験でそんなに高く売れる魔物居たっけか?」
シルムはそういうので
「クリムゾンワイバーンだ。」
全員がシーンとしていた。
「ん?それってソロで倒す魔物?」
珍しくリールが長文を話、首を傾げている。
「お前、馬鹿っ下手すりゃSランク4人以上で対応する魔物を狩ってくるんだよ。」
シルムが驚く。
「俺も腕を持っていかれたからな死ぬかと思ったよ」
そう言うとヤミが俺の腕を掴んできて、
「え?え!どっち?どっちの腕?義手なの?アロウ君」
とワタワタしだす。
俺は笑って頭を撫でてやる
「エルフの里の長に治して貰ったんだよ」と言ってあげると。
「わ、わ、わ、良かった〜」
なんて顔を真っ赤にしながら言っていた。
するとエミールが。
「やはり兄弟ですわねぇ。ナチュラルタラシですわ」
なんて心外な事を言われた。
すると屋敷のドアをノックされた。
俺は玄関のドアの所に行き開いて
「ん?誰だ?」
と言うと
「呼ばれて来たにゃ!」
ネロが来てくれた。
「おー!よく来てくれた。商売の方はどうだった?」
「上手くねじ込めたにゃ!高く売ってその後アロウが戦争を終わらせたからラッキーだったにゃ!」
俺はエルフの里に顔パスで入れるネロにカルナへと取り次いで貰おうと思っていたのだ。
「なぁ、ネロお前馬車を使わない方が早く走れるよな?」
そう俺はずっと思っていたのだ。
彼女は戦闘経験も豊富で足も早く、収納袋で商売をしているのに馬車に乗るメリットが無いので多分小遣い稼ぎか心の寂しさを紛らわせる趣味だと思っていた。
「そうだにゃ!エルフの里までなら1日と半分で行けるにゃ!」
馬車の半分か。
「超特急でエルフの里のカルナに手紙を渡してこっちに連れて来てくる事は出来るか?」
「出来るのにゃ、でも戻りはカルナがどれだけ早く動けるかによって時間が決まるにゃ。」
俺は手紙をその場で書き。
ネロに手渡して金貨2枚を渡した。
「こんにゃに良いのかにゃ?!」
ネロは驚いた様子で答える。
「あ!これ前金な。終わったら金貨2枚追加で払うよ。」
と言ったら。
目の前にはもう誰も居なかった。
「早すぎねぇ?」
ちょっとドン引きしたアロウだった。
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