第3章10話
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俺は、ダルマになった男と悪人面の腕を門番の所に。
持って行くと。
門番にはドン引きされ、何故かギルドマスターが居た。
「暇なの……?」
俺は率直に思った事を告げた。
「ありがたい事にお前のおかげで大忙しだよ!」
怒られちゃった。
まぁ、良いや、それでそれらを俺は門番に渡した。
「他の奴は?」
ギルドマスターは気になっていた事を聞いて来た。
「炭と魔物の胃袋」
ここで嘘をついても意味はないので正直に答える。
頬をピクつかせながら。何とか表情は維持しているようだ。
「今回は、お前さんには非は無いがもう少し残す事は出来なかったのか?」
これは?責められてる?のかな。
「今回は態度を緩めればまたちょっかいをかけられると思ったから徹底的にやった。俺は今生活費を捻出して武器・防具・諸道具もこれから揃えなきゃいけない。冒険者になった以上1度対応を間違えれば永遠と食い物にされる。これはどこの職種でも同じだろう?」
「お前さん現実的だね。もう少し夢見ろよ。Sランクになりてぇとか無いのかねぇ。」
「ない!っと言ったら嘘になるかも知れないけどね。俺の故郷の言葉に貧乏暇なし金無し夢追い無しってのがあるよ。」
まぁ、前世の言葉に俺が最後の言葉くっ付けてたんだけどな。
「ではギルドマスター俺はFランクから早く上がれるようによろしくお願いします。」
「そっちは任せてくれ。すまんな、この埋め合わせは事件の後始末が終われば考えよう。何かあるか?」
「中級魔術書かそれを教えられる人どちらかを希望する。それ以上になるとこの都市の利益に関わる人達だから忙しいだろうから。」
「わかった。検討するさ。」
それだけ伝えると俺はその場を離れた。
俺は気分が良かった。
人を殺して気分が良い?いや復讐が成功して気分が良かったんだろう。
後は、只管努力して上に駆け上がるだけだ。
あんまりギルドマスターと仲良くなっても面倒事が起きそうだからこの件以外は距離を置こうと思っている。
「さぁて、狼狩りだ。マジで生活費が心許ないからな。」
俺は再びウルフダンジョンへと入って行って気付いた。
「忘れてた。【零氷】解除」
入口塞いでたんだった。
入口付近には血溜まりだけが残っていた。
「おうおうおう。お残しはないようだな。」
しゃもじ持ってるおばさんが頭に思い浮かんだが気にしない。
「さて、さっきの木の下の氷も解除して攻略スタートだ。」
〜門番の待機部屋〜
アロウがダンジョンに戻った後。
ギルドマスターと門番は事情聴取をしていた。
だがしかしそこでギルドマスター頭に?を浮かべていた。
「炭とは本当の事だったのか。でも本人は中級魔術を取得したいと思ってる?ならスキルか?いやしかしそうなると2種類持っている事になる。」
ブツブツ言いながらギルドマスターが気になったのは氷漬けの腕だ。
室内に持ってきても全く溶けないのだ。
結露はしていて触れば冷たいのに溶けた様子がない。
こんな強力な物は見た事ない上にコイツの話を聞けば一瞬で炭になった炎の力もある。
「こりゃ一体どういうことなんだろうな。ちぐはぐ過ぎてわからん。」
頭を抱えることになってしまった。
「しかも、やっぱりコイツらが宿も犯人か。そっちは宿の信用ガタ落ちだったから良かった。そしてコイツらが間抜けで助かった。」
そう、宿の件は斧一鉄がただの間抜けだったのだ。
拠点を持っている冒険者は宿に泊まらない。
なのにギルド裏の宿にその日だけ拠点持ちのパーティー全員が泊まった為すぐに疑惑が浮上したのだ。
「まずは拠点の売却からだな〜彼のお金弁償できっかな?」
聞きたいことは終えたのでギルドマスターは門番に憲兵所に連れていく事を伝え。
連れて行き。今までの事件の全てを報告した。
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