第3章5話
アロウくんは人間不信ですが。
基本的に宿屋は生活の拠点が必要なので猫かぶってます。
本日は2時間に1話更新予定です。
「んー眠い……」
俺は朝早くに起きて。
まずは最初に腕がしっかり動くか確認したが微妙だった。
速く動かそうとすると軽く痛みが走る感じだった。
『ヒール』おまじない程度の効果しか無いかもしれないが俺は初級治癒術を使った。
今日は何がなんでもヤツらを釣る為にギルドに行かないといけないんだ。
そして下に降りてメイさんに挨拶をしてそういえば前回ご飯食べなかったなと思い。
「おはよう!そういえば朝ごはんってもう食べれます?」
そうするとメイさんはニッコリと笑って。
「おはよう少年!何時でも食べれるよ!銀貨1枚で親父に頼めば大盛りは無料でしてくれるよ!」
「ありがと。んじゃこれ」
そう伝え。大銀貨1枚渡しお釣りと木札を受け取って食堂へ移動した。
「おはようございます!食事を取りたいのですが?」
そう言ってカウンターに木札を置いた。
そうすると身長180cm超えのクマが出てきた。
でけぇーthe宿屋の亭主って感じだよな。
「おう、坊主なんだぁこんまいのぉもっと食え。特盛だな。気にすんな気にすんなサービスだガハハ!!」
やかましいわっちっさくて悪かったなっておい!さっき大盛りまで無料って聞いたぞ!
「ありがとうございます。」
俺はそう言って空いてる席に座った。
10分もしない内に肉野菜炒め定食特盛が出てきた。
え?朝だよ?この人俺をフードファイターに育てるの?
「ほら食えうんめぇぞ。」
俺はスプーンと箸があったが米が有るなら箸という謎のポリシーを発揮し。
食べ始めた。
「う、うめぇ。味付けが濃いのにご飯を合わせると絶妙なバランスになる。そして味噌汁がうめぇ。染み渡るなぁ。」
そんな様子を見て宿屋のおっさんは
「お前さん随分と箸の使い方が上手いな。外から来た連中は大概スプーンを使うんだけどな。」
あ、やべぇ。そりゃそうだよな。箸ってこの世界じゃこの国の文化だった。
「あ、ここに来る前にヒノ村に少し滞在してたので。」
苦しいかな?って思ったが。
おっさんはニヤリと笑った後は
「ガハハ。なんだ俺の故郷に滞在してたのか。ならヤヨイ婆に会ったんだな。」
この人、ヒノ村出身か!
「はい!数日間ヤヨイさんには家に泊めてもらいました。ここに来る時も味噌おにぎりと焼きおにぎり作って貰って絶品でした。」
「あ〜あれな。謎なんだよな。自分で作るより何故かバーさん連中の美味さを超える事が出来ねぇんだよな。」
こんな田舎七不思議みたいな話をしながら美味しく朝ごはんを食べた。
不思議と。全部食べきれた。
俺は一応メイさんに追加の延泊を頼み大銀貨1枚を払った。
そして冒険者ギルドに向かったのであった。
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