第3章8話
34階層へと降りてる最中に俺はカルナとのスキルの特性の会話を思い出していた。
“心の有り様によってスキルが成長する“か……
確かにそう思った俺は仲間が死に迫った時に護りたいと。
その心にスキルが答えてくれたのだと。
34階層へと降りて探索を始める。
洞窟は音が響くので魔物が動けば耳の良いリールが反応してくれる。
「アロウ、鎧の音が複数聞こえる。」
その言葉の通りにスケルトンナイトを3体引き連れたスケルトンジェネラルが現れた。
スケルトンジェネラルは大剣を持った鎧を着た2m位人型の骨だった。
「よし、まずは今まで通りの戦法で様子を見よう【心結】」
俺は透明な板を出し、スケルトンナイトへと突っ込む。1体を吹き飛ばすとすかさず他2体が回り込もうとする。
魔物達は言葉を交わさずに上位種が混ざると途端に連携が密になる。
支配スキルでも持っているのか?と思う。
俺の背後に回らない様に間にリールがカバーに入ってくれる。
「『鈍化』くっ、ジェネラルにはレジストされた。注意して!【黒槍】」
ヤミも足止め用の魔術を使ったが上位種のジェネラルにはレジストされた様だ。
ヤミは耐性を持っていて余り効かない闇属性のスキルを使い。
リールの援護をしている。
俺はスケルトンナイトを1体倒し、すぐにリールからスケルトンナイトの相手を受け持つ。
リールはそのままスケルトンジェネラルに向かって行く。
盾が無いのなら剣術ではリールに勝てる奴が居るとは思えない。
「【零氷】」
俺は零氷で1体のスケルトンナイトを串刺しにしてもう1体を心結で吹き飛ばし、倒して残りも倒そうと向かう間にスケルトンジェネラルの方を見る。
「【心剣】【心波斬】」
リールは紅桜とスキルで出した剣を使い、斬撃を繰り出し大剣を避けつつ削っていた。
俺もすぐに向かう為残りのスケルトンナイトを倒して。
スケルトンジェネラルへと向かう。
大剣を振り抜いた時に明確な隙が出来たので脇腹辺りに魔術行使が早い
「『ロックバレット』」
土魔術を使う。
ダメージは一切ないが俺に気を取られて居る間に更にリールは攻撃を重ねる。
俺も双剣焔を使い大剣を持っている、右腕を、狙って攻撃を開始する。
スケルトンジェネラルが大剣を思いっきり横薙ぎする。
俺は距離を取って避けるが、リールは大剣を高く飛び上がり避けてそのまま紅桜で頭を唐竹割りしてしまった。
あの身軽さは俺には真似出来ないと思う。
俺達は魔石を拾い。
次へと進む。十字路をそのまま真っ直ぐに進もうとした時にいきなりリールが紅桜を抜き俺の右横に来たと思ったら何かを斬り捨てていた。
足元に落ちている物を見ると矢だった。
「敵が見えない。どうする?」
と言われたので俺はリスク回避の為に矢が飛んできた方には行かない事にして。
「罠かもしれないし、他の道を見てみよう。」
と言って探索したが。
行き止まりと罠だった。
ヤミは罠を見破るのが得意だ。
今回の罠も俺だったら掛かっていただろう。
重さに反応して発動する罠なんて薄暗い中じゃ気付ける自信がない。
それをヤミは道に小石も落ちてないのはおかしいと言って看破してそこら辺から拳だいの大きさの石を通路に投げ込むと横の壁がまるでハエを潰すが如く左右が閉じて石は粉々になっていた。
俺達は先程矢が飛んできた道に戻ってきていた。
「ヤミ音は聞こえるか?俺の魔力感知の範囲にも引っかかってない。」
そう言うと首を振られた。
「ヤミは罠とかここから見える?」
「う〜ん。見える範囲では無いよ?」
と言うので俺は【心結】を使い盾の様に目の前に出し。
矢が飛んで来ても良い様に。
俺が先頭で先に進むのであった。
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