力を戻す訳
俺は少し早めに来てしまったので、取り敢えず二人を起こす
「おーい、シノ、小町起きてくれ」
少し体を揺すってみるが、全然起きない…もう放置でいっか!
俺は二人を抱えて、王様の所へ歩こうとするが
「このまま普通に行っても面白くないよな…そうだ!空から飛ぼう!」
そうと決まったら、俺は羽を出して飛翔する、そこで城みたいな場所があった
「おし、多分あそこが王様が居る場所だろう…俺は大丈夫だけどこのままじゃ二人が怪我してしまうな…よし、イージス」
『どしたん?マスター?』
「ちょっと俺は今からあそこに突撃しに行くんだけど、このままじゃ二人が怪我してしまうから、二人を護ってくれない?」
『ほいさー了解したぜ、マスター」
彼女がそう言うと二人に白いオーラが現れた、ちなみに彼女はイージスの盾、前も説明したけどありとあらゆる災いを打ち消す効果を持っている、なので彼女にお願いして二人を守ってもらう訳だ、ついでに、俺の持っている武器は全部人格があり、人化出来るぞ!
「よし、行くか!」
そう言って俺は全速力で飛ぶ、その瞬間に空気は弾け、音は消えた、そして俺と城壁と距離が縮まり、城壁がぶっ壊れた
「何事だ!」「何が起こった」「至急連絡を」「衛生兵!衛生兵!」「怪我人を運べ!」「王は無事か!」
そんな声が聞こえてくる、が取り敢えず王様の場所に行くことにした
そう言えば王様って何才位なんだろうか…まぁ多分40位でしょ!
今、俺の目の前にでけぇ扉があった、きっとこの先に王がいるはずだ、そう思い、俺は扉をぶち蹴る
扉は盛大にぶっ飛び、あたりはシーンとしていた、あれ?もうちょっと騒いだりしないの?、この曲者が!とか?
まぁ入ったので取り敢えず名前を上げる
「どうも、恐縮です!王様と戦うと言う依頼を受けて来ました!イザヨイカズマです!」
「ほう…お前が俺と戦う強者か…」
俺が挨拶をすると、一人の青年が声を出した…ん、王子様かな?
「よし、俺は王様と戦いに来たから、取り敢えず王様に合わせてくれない?」
俺は二人を壁に寄りかかせながら言う、早く出てこないかねぇ
「その心配は無い」
さっきの青年が声を出した…あれ?この青年動き方を察するに滅茶苦茶強いぞ?
俺がそんなことを考えた瞬間に青年は俺に殴りかかってきた…時間にすると1秒もかかっていない…なんとか拳を弾き、回し蹴りを叩きこむが、あんまりダメージは入っていない
「あれ?この攻撃を受けても、立っていられる奴は初めてだ」
青年は不思議そうな声で言ってきた、そして次に言ってきたのは
「そう言えば自己紹介が遅れたな、俺の名前はヴァーン・フォン・ドラゴニア、つまりこの国の王だな」
なるほど、取り敢えず、俺が今しないといけないのは…
「すいませんでしたぁー」
いつぞやに見せた奥義、【DOGEZA】である
「いやマジですんません、後で城を直すので、処刑は勘弁して下さい」
「ん、処刑?何のことだ?」
「え、流石に城を壊したら処刑じゃないの?」
「その程度で処刑などしない……俺も城はよく壊すからなぁ」
あ、そうなの?じゃあ態度は元に戻していっか
「そうなの?じゃあよろしくねヴァーンさん?」
「さん付けなんてしなくていい、むず痒いだけだ」
「分かった、それでヴァーン、頼みがある」
「ん、なんだ?出来ることだったら何でもしてやるよ」
「ありがとう、それじゃあ取り敢えず、寝る場所と飯と風呂の場所を貸してくんね?」
「なんだ、そんなことか、ならば王城に居るといい、ここだったら、全部出来るはずだ」
ちょっと話をしただけで分かる…この男…優しい!、どんだけ優男なんだよ、しかもイケメンだし、ワイルド系のね!
「それじゃあ取り敢えず、二人を部屋に運びたいから、寝る場所をおしえ───」
「その心配は無い!」
後ろを振り向くと、シノと小町が起き上がっていた、気絶、治ったんだね
「私たちは、後でいいから、お兄ちゃんの戦いを見せてよ!」
そう言われしまったら
「それじゃあ戦うか、ヴァーン」
「分かった、それじゃあ付いてきてくれ」
ヴァーンに付いていくとでかい闘技場があった
「ここはちょっとやそっとの力じゃ破壊されないから、安心して本気を出してくれよ」
「なるほど、それじゃあ、俺に本気を出させてくれよ」
俺はヴァーンに挑発気味に言う、だがこれは無意味だろう、俺と戦うのなら、その相手は絶対に本気を出さなければいけない
「そう言えば、言い忘れたが、この闘技場には観戦席がある、そこは結界が張られているが、壊れる可能性があるので、なるべく狙わないでくれ」
その観戦席にはシノや小町もいるのだろう、多分ヴァーンの嫁さんも、ならもっと結界を強くしないといけないな
「ふむ、それじゃあ、【金剛】」
俺は覇術の金剛を使って結界を強化した、
金剛の効果は簡単だ、ただ、強化するだけ 金剛は人や生物には強化出来ないが、非生物には強化出来る、強化出来る幅は中々あるが
俺は覇術を極めているので、強化すると大体壊れなくなる
「これで結界の心配は無くなった、これだったら本気を出せるだろ?」
「あぁ、ありがとう、これで心置きなく本気を出せるかもしれない」
俺達は向かい合う、ここまで来たら、言葉は不要だ、ここからはただ戦うのみ
俺は倉庫から神剣ヘカトンケイルを取り出す、これは重いが、破壊力が中々あるので大体の敵にはダメージを与えられる
「我が魂は今から修羅となる、全てを屠る剣なり」
これはただの暗示だ、ただ何となくでやっているので大して意味は無い、だがこれをやると何故か力が湧いてくる、他にもこういう感じの暗示があるが今はこれでいい
「ドラゴニアの王、ヴァーン、いざ参る」
そう言った瞬間に俺達は向き合う、向き合った瞬間に俺は斬りかかる
「〈覇剣技〉一の型神威」
俺は覇流の一つでもある覇剣技を出す、覇剣技は一の型から十三の形まである、他にも短剣とか槍とかある
神威は原理は簡単だ、一番最初の振り上げる力を一気に出し、そして斬激の速度が一番速くなるように、タイミングよく振り下げる力も一気に出す、口で言うのは簡単だが、案外難しい、タイミングよく振り下げるのと、振り上げる力を中途半端にすると剣筋がずれて、この剣技はなまくらとなり、なにも切れない、だから完全な軌道を描かないといけない、だが、技が成功すれば、ありとあらゆる存在を一刀両断できる、それが戦艦でも
ビュンと空を切る音と共に、地面が割れる、いや、正確には切れたと言うべきだ
だがこれもうヴァーンには避けられてしまった…どんだけ速いんだ?
「危な!どんだけ危険な技を出してんだよ、殺す気か!?」
ヴァーンは心底焦ったような声を出す、いやいや、案外簡単に避けてましたよね?
「まぁ気にすんな、これでも力を押さえてやってるんだから感謝しろ」
これについては本当だ、だってまだ本気を出す程の力を見せられてないからね!
「はぁ…滅茶苦茶強えじゃねぇかよ…全く、楽しくなってきたじゃねぇか!」
ヴァーンはもの凄く喜びの笑みをしていた…まさか……これが俗に言う戦闘狂か!?
「それじゃあ俺からも行くぞ!」
そう言ってヴァーンは殴り掛かってくる、その攻撃を剣の面で弾き、バットの要領でフルスイングする、結果相手は吹っ飛ぶ
「いてて、攻撃も強くて、カウンターも上手く出来る、強えな、俺も少し力を出さないと」
なにやらヴァーンが変な構えをしている、両腕を腰の所まで下ろして、オスッて言いそうなポーズをしている
「我が手に宿れ、コロッサス、コキュートス」
ヴァーンがそう言うと、ヴァーンの右腕にに赤、左腕に青の籠手が出てきた……あれカッコいいな
「それじゃあ、いくぞ!」
そう言いながらヴァーンは殴り掛かってくる、さっきの攻撃とは違い、これは簡単に避けなさそうだ、だが…弾けられないわけじゃない
殴り掛かってくる瞬間に俺はヘカトンケイルをしまい、桜吹雪を出す、そして剣で相手の攻撃の軌道を俺から外す、でもまぁ攻撃は連続でくるから結構しんどいが普通にカウンターを入れた、切った手応えは有った
「はぁ、危ねぇ…マジで強いな、それで本気を出してないんだろ、世界は広かったと言うことだな」
ヴァーンは腹を切られて血を流しているが、切ったのは薄皮一枚なのでそこまで深手ではないはずだ
「いや、あんたはもった方だよ、俺からすれば」
俺はヴァーンに言う、だが本当だ、大体は一撃で沈んだからな
「これでもった方か……よし、済まないカズマ、俺はお前を舐めていた、どうせ今までの連中と同じレベルだと、だが全然違うんだな、だから俺は経緯を持って、今から自分の枷を解く」
「やはりか、こんなもんじゃないよな、こんもんだったら、はっきり言って拍子抜けだ、来た意味が無いと言い切る自信はある、だが、違うんだよな?」
俺は少し期待をして言う、だって俺の勘がまだまだこいつは出来ると言っている
「ああ、まだ本気は出さないが、元々の力を出そうと思う、多分お前だったら軽く流せるよな」
ヴァーンはなにやら詠唱をしている、その内容が
「我が身の枷を解き放つ」
と言っている、……ヴァーンはハンデを負いながら俺とあそこまでやっていたのか…すげぇな
俺がそう思考するのと同時に、あたりに波動が渡っている
「待たせたな、それじゃあ、行くぞ」
ヴァーンはそう言いながら一瞬で俺の背後に来る、俺はそれを視認した瞬間に殴り掛かってくる、これはなんとか刀の柄でガードするが、俺は後方へぶっ飛ぶ
「今の俺じゃガードできないか…だが、面白くなってきた」
俺は内心喜びながら言う、やっと俺にダメージを与える存在を見つけられた
「今のままじゃ勝てんな…少し強化しないと」
俺は【身体強化】を使わない、正確に言うと使えない、俺のステータスプレートには覚醒したときからレベル表示されていない、何故なら使えないから、最初にレベル表示がされていたのは、まだ覚醒していない、不完全なステータスだったからだ、まぁまだ不完全な訳だけども
だから俺は覇術の中にある桜花を使う、桜花は簡単に説明すると身体強化、ただし、強化出来るのは二倍から二千倍まで、頑張ればもうちょいいけるが使うと体がぶっ壊れる
「ふぅ…【桜花】」
俺は取り敢えず二百倍にする、実は前に見たステータスは正確ではない、本当のステータスはこれだ
・HP error
・MP error
・力 100000000000
・耐久 50000000000
・敏捷 100000000000
・器用 100000000000
・魔力 50000000000
見れば分かるがもの凄く減っている、増えている物も有るが、大体は減っているはずだ、俺はレベルが上がってもHPとMPしか上がらないようになっている、何故この二つがerror表示なのかと言うと、元々ステータプレートで映し出せるのは一兆までだ、じゃあ何故前のステータスプレート(怠いからステプレ)では京まで出来たのか、それはメヌの仕業だ、あいつ俺のステプレを改造して、errorから先のステータスプレートも見れるようにしていた、そして俺のステプレに他の細工もした、それはステプレの偽装、俺は元々のステータスが四個に割れている、俺はそのステータスでもうカンストなんだ、だから俺はもうステータスは上がらない、だがこれは呪いとゆう類の物だ、上がらない分のステータスは隠しステータスとして存在している、だから呪いを解けば隠しステータスは還元される、だが呪いを掛けた神は結構な強さとメヌから聞いている、ついでに何故error表示にさせたかと言うと、だってずるいだろ?ステータスの詳細が俺だけ分かるなんて、ついでに、何故シノはerrorなのに詳細が分かるのかと言うと、メヌの仕業だ、何でもかんでもメヌが悪い!
まぁ別にステータスなんてどうでも良い、俺に必要なのは、俺の技術に付いていける体だ、このステータスだったらぎりぎり使えるので、問題ない、そういえば俺の後二回の覚醒の内容は、スキルと武器と能力だ、まぁ今はいっかそんなことどうでも良いか
「さーて、このステータスで何処までいけるかな?」
俺は不敵に笑う、ヴァーンは枷を解いただけで本気は出していない、まだ楽しめると言うことだ
なら楽しもう、この楽しい戦いを、楽しめるまで
「おらぁぁっ!」
「はぁっ!」
俺は籠手で殴ってくる、ヴァーンの攻撃を受け流す、だが二百倍に上げても、付いていけない、そこまで力を隠していたのかと、感心する、だが俺も負けるのは嫌いだから強化を千倍に上げる
「おらおらぁっ、そんなもんじゃねぇだろ!お前も本気を出せ!」
全く…千倍にしても追いつけない、これほど強かったとは、なら俺も敬意を払って、本気を出す!
ここからは少し俺の裏技をお見せしよう、ここに俺のスキル【封印解除】があるじゃろ?そのレベルは1000じゃろ?俺の四分割された、能力ってはっきり言って封印じゃろ?
そしてスキルで呪いを解除するだろ?そしたらどうなると思う?正解は……
『全ての能力が解放されました、いやはや、マスターも悪い人ですねぇ、神の思惑に乗ってあげないとは』
鑑定さんが言ってくる、俺が誰かの思惑に乗ると思うか?答えはNOだ
『流石マスター!お見事です、面倒いので後でスキルやら能力を見せますね~それじゃあ!』
鑑定さんは通話を切ってきた、全く、スキルレベルが上がったから感情が出せて嬉しいのは分かるけど…まぁ今はいいか
今実感できた、今の俺は元の世界の俺だ、能力も技術も全て使える
これで舞台は揃った、今の出せる本気、元最強の強さを今、引き出す
「お望み通りこれが俺の元々の力だ、さて、なるべく早く本気を出した方が良いぞ、でないと、直ぐ死ぬからな」
俺はヴァーンの方を向いて言う、今の俺の力は前世の俺だが、心は違う
あの時の俺は死にたがっていた、だが今は死にたいだなんて微塵も思っていない
戦にはこの死にたくないという気持ちが必要だ、死にたいと思って戦うと、本当に死ぬからな
だが死にたくないとう思うと、フラグさえ建てなければ、大体は死なない、何かの不思議パワーが出てきて、生き残る!俺はそう信じている
だから今の俺は強い、これは確信を持って言える!
「それでは始めようか、座右の銘は、心は体に影響与えてくれる…だ、俺はその言葉を信じ、目指している」
俺はそれを目指していた、だが今は少し違う
「だが俺の心はなまくらだ、まだ未完成と言える、だがこの世界に来て、俺の心は完成した!」
俺は観客席にいるシノを見る、俺に本物をくれた女の子を
「俺は元の世界での別名は鬼の十六夜、だが今からこれを変える」
今の俺は鬼では少し物足りない、ならば変えよう、一番合っている名前に!
「十六夜和馬、二つ名は剣鬼、今から俺は剣
鬼へと至る!」
すると俺の体の中に、力が湧いてきた、この力は俺がずっと目指していたけど見逃していた力
『マスター、鬼の種族が黒鬼から剣鬼になったよ、おめでとー』
この種族は俺がずっと目指していた物だ、剣鬼は特別な鬼だ、この鬼になるためには心をなまくらから鋭くしなければならない、その鋭くする方法とは、誰かを思う心を手に入れること、俺はシノに出会って初めてそれを手に入れた、手に入れられた、本当にシノには感謝だな
「剣鬼…この鬼になったらとある力が手に入る…それは剣を支配出来る力だ」
ヴァーンは笑っている、やっと力を出した俺を見て…待っていろ、お前の期待に応えてやる
俺は倉庫から、全ての剣を出して、地面に刺す、地面に刺せない物は空中に浮かせる
「覚悟しておけ、今からお前に見せるのは、俺の最強の力の一片だ」
俺は体の中にある、ヨグ=ソトスを取り出して地面に刺す
その瞬間に世界は変わる、ヨグ=ソトスの能力の一つ、【世界構築】、これは俺の望んだ世界を創り出す能力だ
「この世界の名前は【無限の剣界】ここからは見せるのは無限の剣だ、さて、お前はどれ位耐えれるかな?」
すいません滅茶苦茶遅くなりました、これからはもっと早めに投稿するので、どうぞよろしくお願いします!




