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 ぼくは、ロボットです。


 お父様を批判するなんて、お父様に逆らうなんて、何て愚かなことだったんだろう。


 今、思い知らされる。


 ぼくに、何が出来た?


 たとえぼくが、お父様の命令を無視したとしても、結局は、従わなければいけない。



 ぼくらは、そう造られているのだから。



「ごめんなさい……ごめん……なさ……」


 重い、重い、お父様の部屋の中で、

 ぼくは罰を受けながら、弱々しく言葉を吐く。


 這いつくばって、頭を抱えるぼくを、暗闇の中で、

 お父様が愚弄し、ぼくが痛みに叫ぶたび、あの勝ち誇った高笑いをあげる。

 目が見えない。回線が、もうすでに破壊されている。

 ちぎれてしまった片方の腕から、はじけた漏電の音がする。

 ぼく、今、どんな格好をしている?

 もうそれさえもわからない。

 逃げ出したい。ぼくがもがいている。



 頭に何かが侵入してくる。



 いやだ、



 いやだ……




 助けて……――!!





 ぼくは、


 ロボット です。


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