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第1話

中央大陸は、大陸の中で一番の広さを持つ大陸である。

それ故に中央大陸にあるゼッロ王国は、人間を始めとする多種多様の種族が棲み続けていることから、世界大国として有名な国なのである。



ここ中央大陸・イートランを拠点に置く魔王は、今日もヒト族に死を与えていた。


≪アブソリュートリ・デス・キル・ソウル・モール・チュエ・アム・モルテ・ウッチーデレ・スピーリト・トート・テーデン・ゼーレ・ムエルテ・マタル・アルマ・スミェールチ・ウビーチ・ドゥシャー・モルス・インテルフィケレ・アニマ・タナトス・スコトノ・プスィヒ・マウト・ヤクトル・ラウフ・ス・スア・リンヘウン・アナイアレイシェン・パニーム・ティック≫



ヒト族の中に生がある以上、必ずと防ぐことが出来ない死を施す魔王は、絶対なる死を与える魔王として恐れられていた。



長々と魔王は、魔法を唱え終える頃になると、ヒト族に宿る死は、一時的に消えるのである。



「い、いつも…あ、あり、ありがとうございます…魔王様…」

「うむ。礼には及ばぬ。さあ…いつものように魔法で送り届けるとしよう」

死を与えたヒト族に魔王は、人目を避けるために家まで、≪テンソー≫という転送魔法で送り届けたのだった。



「今宵はコレで終わりのようだな…」

さすがに我の魔法力も朝から使い続けていた故に空っぽだと思いながら、魔王はその日の一仕事を漸く終えたのであった。



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