プロローグ
超絶グダグダMAX全開強+プロローグだけ掲載の為、本編は超絶気長にお待ち下さい。
≪パレト・ノーマライゼイション≫
北方大陸・グルメイトに拠点を置く調味魔王は、ヒト族代表である人間に≪正常なる味覚≫を施していた。
「あ、ありがとうございます。魔王様」
「いえいえ。お礼には及びませんが、くれぐれも(塩分の)摂り過ぎには気を付けて下さいね」
「は、はい」
言葉足らずの魔王だと言えず、何の摂り過ぎなのか心当たりのない人間は、調味魔王に言われるまま、フォークとナイフをシンボルマークが施された、魔王城を後にしたのである。
≪コールド・フル・メディケーション≫
南方大陸・ディーンに拠点を置く医術魔王は、ヒト族の中で群を抜いて種族の種類が多いエルフに≪風邪完治魔法≫を施していた。
「何度も言っていますが、今の時期は幾ら暑いからと冷風魔法の使い過ぎには気を付けるのですよ」
何度も温度を下げ過ぎの余り夏風邪をぶり返す、エルフに溜め息を吐きながら、魔王は言ったのだ。
「は、はい…。ただ、どうしても暑くて…」
「それでもです。適性温度は28度ですよ」
「…はい」
適性温度さえ守れば、夏風邪は予防出来ると言われるまま、エルフは『医学は万能ではない』をモットーとしている、魔王城を後にするしか無かったのである。
西方大陸・ゴルドーを拠点に置く魔王は、年が明ける前に金銀銅と全大陸で使用される硬貨を生み出し、東方大陸・ジーパニスを拠点に置く魔王は、ヒト族に色合いをもたらすため≪カラフル≫を通して様々な色を生み出していた。
そして、大陸の中で一番の面積を誇る、ここ中央大陸・イートランを拠点に置く魔王は、ヒト族に今日もまた、朝から休まず、絶対なる死を施していたのであった。
修正しました(2026年5月3日)




