表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/113

友達家族

「光、あなた、とりあえずは落ち着いたわよ」

佐伯が会社から去ってしばらくしてからの事だった。

一時的に復帰していた会社も、これで引退できる。

「あなた、社長が普通の社員としてSHIMAZAKIに入社しないかって。島崎さんには頭が上がらないわね」

成美は夫に微笑む。

「さて、ずっと此方でお世話になる訳にもいかないし…新しい住まいを探さなくちゃね」

心機一転、成美は意気込む。

「お母さん、それなんだけど…」

光はおずおずと手を挙げる。

成美と父は何だろうと、光を見る。

「梓…っていうか梓のお父さんがね、社宅に住まないかって。ここからも凄く近いんだけど…」

「あぁ、そういう事!」

成美は全てに理解した。

「これからも皆で頑張りましょうね」

成美は微笑むのだった。

光は巴を安心させる為、落ち着いた事を話す。

「そう…」

巴はそれだけだった。

だが、表情はホッとしている。

梓も、やれやれという顔をしながら笑みを浮かべたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ