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窓を開ける
詩のような作品です。
目覚めたら窓を開ける
カーテンが柔らかに揺れる
夕暮れのような切なさはそこにはなく
若い朝のときめきが通り過ぎてゆく
思い返してみれば
どんな時も朝は優しかったよね
泣いていた日も
傷ついていた日も
朝はいつだってすぐ傍にいて
そっと寄り添ってくれていた
他の誰よりも優しい人だったんだ
温かな眼差しを向けてくれる
そんな朝が好きだった
風を浴びたくて
窓を開ける
部屋のすみの植物
その葉がさりげなく揺れていた
夕暮れも夜もいつかは迫りくるもの
けれども寂しくはない
もちろん悲しくもない
若々しい朝と共に歩んだ記憶があるから
些細なことで揺らぎはしない




