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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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窓を開ける

詩のような作品です。

目覚めたら窓を開ける

カーテンが柔らかに揺れる

夕暮れのような切なさはそこにはなく

若い朝のときめきが通り過ぎてゆく


思い返してみれば

どんな時も朝は優しかったよね

泣いていた日も

傷ついていた日も

朝はいつだってすぐ傍にいて

そっと寄り添ってくれていた

他の誰よりも優しい人だったんだ

温かな眼差しを向けてくれる

そんな朝が好きだった


風を浴びたくて

窓を開ける

部屋のすみの植物

その葉がさりげなく揺れていた

夕暮れも夜もいつかは迫りくるもの

けれども寂しくはない

もちろん悲しくもない

若々しい朝と共に歩んだ記憶があるから

些細なことで揺らぎはしない

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