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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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あたし、これからは自分のために生きるって決めたんだ! だからね、もう、自由だよ!

 なんかよく分かんないけど婚約破棄されたことだし……あたし、これを機に、好きなように生きるって決意したんだ!


 これまではね、全部婚約者である彼のための生き方だったんだ。

 彼を将来支えられるように勉強して、品ある行動? とかもビシバシ叩き込まれて、服装とか見た目とかも彼が心地よく過ごせるためのものって決められてた。彼が理想とする女性像を守り、彼が誇らしいと思える振る舞いを続け、失敗なんて許されなかったよ。

 でもそれでも頑張れたのは彼のことが好きだったから。


 けどさ!

 あんなに頑張っても雑な感じで婚約破棄宣言されちゃったからさ!


 もう、ホント、嫌になっちゃった。


 何のための我慢と努力だったんだろ? って、そんな風に思えてきちゃって。

 だったらこれからは自分のために生きていこうって……そう思ったんだ。


 だからね! あたし、これからは、好きなことをして興味のある方へ進んでって、そういう生き方をする! 誰かのために生きるのなんてもう十分。一回しかない人生だもん、ありのままで生きたいよ!


 誰かのためじゃない、そんな人生を選ぶんだ。


 人に何を言われても気にしない。

 だって私の人生は私のものだから。


 もっと強く、もっと真っ直ぐに、そして熱く……!


 生きることを楽しんでいけたならいいな。


 そしていつか彼に言うんだ。

 あの時婚約破棄してくれてありがとう、って。


 そのくらい強くなれたらいいよね!



◆終わり◆

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