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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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今さら言うつもりはないわ

詩のような作品です。

抱き締めて なんて 今さら言うつもりはないわ


ただそれでも 想いだけは この胸に残り続けているのよ


でももうじき それも消えるでしょう すべての想いはいずれ消えゆくもの


儚いものね 人の心 人の想い


そこにあるようで ふっと消えて 無になってしまう


確かなはずだった愛は ある日当然 不確かなものになって


形などなくなり 色も失って 気づけば何もなくなっているのだから


心も 想いも 感情も


どれも 確かにそこにあるもの 偽りのものではないのに


それでも 消えてしまうのね いつの日かは


愛してよ なんて 今さら言うつもりはないわ


当然でしょう だって そんなことを望んでも何も変わらない


聡明な人ではないけど そこまで愚かでもない 夢はもう語れないの


抱いた想い そのすべてを 叶えられると思うほど


純粋ではなくなってしまった 少し大人に なったからなのかしら

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