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本当はね、気づいていたの。~ただ終わりへと向かうだけ~
……本当はね、気づいていたの。
あなたがわたしを愛していないこと。
あなたがわたしに何の興味も抱いていないこと。
でも、それでも良かったの。
あなたと共に在れるなら。
あなたと共に生きられるなら。
どんな厳しい状況におかれていても、あなたを支えるのだと、心を決めて生きてきた。だから隣にいられるだけで良かった。形だけの関係でもいいから、傍に置いていてほしかった。あなたのために生きるから。あなたのことを護るから。愛してくれなくても、興味を持ってくれなくても、それでもいい。形だけの関係だとしても、隣にいさせてほしかった。
でもあなたはそれすらも拒んだ……。
関係の終わりを告げる時のあなたの瞳を見て気づいたわ。
ああ、そうか、愛しているとか愛していないとかそういう問題ではなかったのだ――思っていた以上に、あなたの心はわたしを拒否していたのだと。
愛はなくてもいい。剣に、盾に、なれるなら。
そう思って今日まで来たけれど……。
はっきりしてしまったの。
あなたはそれすらも拒んでいるのだと。
小さな希望すらもう抱くことはできない。
……ああ、すべてが、終わったのね。
◆終わり◆




