↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

406/426

本当はね、気づいていたの。~ただ終わりへと向かうだけ~

 ……本当はね、気づいていたの。


 あなたがわたしを愛していないこと。

 あなたがわたしに何の興味も抱いていないこと。


 でも、それでも良かったの。


 あなたと共に在れるなら。

 あなたと共に生きられるなら。


 どんな厳しい状況におかれていても、あなたを支えるのだと、心を決めて生きてきた。だから隣にいられるだけで良かった。形だけの関係でもいいから、傍に置いていてほしかった。あなたのために生きるから。あなたのことを護るから。愛してくれなくても、興味を持ってくれなくても、それでもいい。形だけの関係だとしても、隣にいさせてほしかった。


 でもあなたはそれすらも拒んだ……。


 関係の終わりを告げる時のあなたの瞳を見て気づいたわ。


 ああ、そうか、愛しているとか愛していないとかそういう問題ではなかったのだ――思っていた以上に、あなたの心はわたしを拒否していたのだと。


 愛はなくてもいい。剣に、盾に、なれるなら。


 そう思って今日まで来たけれど……。


 はっきりしてしまったの。

 あなたはそれすらも拒んでいるのだと。


 小さな希望すらもう抱くことはできない。


 ……ああ、すべてが、終わったのね。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。