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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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332/350

生きていくから

詩のような作品です。

夕暮れ時を想えば想うほど

楽しかったことも

悲しかったことも

次から次へと込み上げてくるね


それはとても幸せなことかもしれない

けれども逆でもあるのかもしれないと

ふとした瞬間に思うこともあるよ


生きている限り

きっと良いことも悪いこともあって

それらすべてをまとめて人生だと言うのなら

そういうものだから仕方がない

それこそが答えなのかもしれないね


夕焼けの空を見上げれば見上げるほど

楽しかったことや

悲しかったことが

頭の中に浮かび上がってくる


その懐かしさは

幾つもの色を与えて

心を染め上げる

柔らかな香りのただなかで


好きだよ

そんな風に言われて浮かれた夜のことなんて

もうずっと忘れていたけれど


好きだよ

そんな呑気な自分も

たまには思い出してみようか


夕暮れ時を想えば想うほど

楽しかったことも

悲しかったことも

次から次へと込み上げてくるね


それでも歩いていくから


今日を

明日を


そして未来を……


真っ直ぐに生きていくから

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