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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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324/350

つまらない嘘をつくんだね

詩のような作品です。

つまらない嘘をつくんだね

本当のところ

全部知っているんだよ

綺麗なもの

汚いもの

何かもすべてを知ってるわたしは

あなたに希望を見出せなくて

でも離れられるわけでもないんだ

迷宮に迷い込んでしまったようなものかな


くだらない嘘をつくんだね

取り繕うような言葉には何の意味もない

金色に塗られた宝石でも

心までは奪えない

綺麗なところと

汚いところと

すべてが絡み合って生まれる世界こそが

人の心をわしづかみにするのかもしれないね


会いたいような会いたくないような

触れたいような触れたくないような


難しいよね……


つまらない嘘をつくんだね

本当のところ

全部知っているんだよ

綺麗なもの

汚いもの

何かもすべてを知ってるわたしに

どんな言葉をかけるつもりでいるの?

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