81/116
とある魔法使いの娘の呟き 081
お婆様の口にした『覚悟』という言葉がとても重く感じられた。
「ふん。そのような確認何ぞいらんわ。遠の昔に出来とるわい」
初めに答えられたのは統龍様で、一瞬何故統龍様に問うのかと思ったが、先程までのやり取りからお爺様のことを旦那様と呼んでいたことで納得できた
「貴女の場合、何が起きるか判らないのよ」
「それも承知の上じゃ」
「そう…ん?ああ。今のはこの龍の場合の話よ」
お婆様は簡単に返しますが、良いんでしょうか?『何が起こるか判らない』と聞いた王様の顔が真っ青です。王女に対する脅しでもあるのかもしれない。
「じゃあ、王女様はどうかしら?この先の話を聞く覚悟はある?」
「私は…」




