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とある魔法使いの娘の呟き 072
「な!?
「ちょ、ちょっと待ったぁぁぁ」
…お父様?」
統龍様の言葉に、顔を噴火させたように真っ赤にする王女とあまりの急展開に威厳も減ったくれもなくなった王…いや父親。
「なぜそこで娘が候補に上がる!なぜクマに俺の愛娘をやらなければならん!はっ、いっそ…
「落ち着きなさい!」
グア…」
暴走しだした王様の足を王妃様の一喝とともに再び踏み抜いたご様子。
「だいたいあの娘の気持ちはわかっているでしょうに。今さら何を父親ぶっておられるのです。ただ甘やかしていいるだけでは、子も成長もしなければ、親も成長しないというのに…少しは娘離れしたらどうなのですか。何やらあの娘の誕生日の前からこそこそしていたと思ったら、先生に娘を嫁がせたくないと、帝国に縁談を持ちかけるなど何を考えているのですか」
「な!なぜそれを!?」
うん、なんか王妃様の何かが切れたようで、王様の企みというか機密情報が駄々漏れです。




