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とある魔法使いの娘の呟き 064
えっと、養育費ってどうすればいいのかしら。
あとは…そうだ!まずは服を準備しなきゃ。子供用の服といえば私のお古があけれど、さすがにそれはキツイだろう…
大きくなって、女装癖の付いた父…ドレスを着た熊…有りか!!
「王よ、この場での魔法の行使を認めてもらえるかの」
私が果てしない現実逃避をしていると、徐に統龍様が立ち上がり、私と王女の間に座らせられた小さな父の前に立つ。
「よいが、念のため何の魔法を使うか聞いても」
「ただの解析魔法じゃ。まあ、この大陸の者たちが使うものとは違うがの」
そういうと彼女は、父の頭上に手を翳す。
「విశ్లేషణ」
聞いたこともない呪文と見たこともない魔法陣が浮かび上がり、皆が息を呑み込む中、私はその綺麗な光景をただ静かに見守ることしかできなかった。




