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とある魔法使いの娘の呟き 063

 なるほど、王妃様のトラ…コンプ…王妃様はスレンダー美人さんです!!って、なんで王妃様と王女から睨まれてるの私(汗


「と、統龍(とうりゅう)様とお呼びしてよろしいでしょうか?」


 とにかく助平たち(男ども)と怒りの視線は置いておいて、本題に入らせてもらおう。


「…まあ良かろう」


 なぜ、少し残念そうに私を見ていらっしゃるのかしら…


「まあ、お主が聞きたいのは、父親の解術についてじゃろう?」


「はい」


 私は素直に頷くと、彼女は王女様に膝枕をして寝ている幼い父を見る。


「ふむ、こりゃ妾では、解術できんのう」


 彼女は、その美しい顔の額に皺を寄せ、父を凝視したまま、そう答えた。


「えっ!?」


 思わず、立ち上がろうとした私の左隣りに座っている使い魔に止められる。


 …父は人生をやり直しらしい。

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