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とある魔法使いの娘の呟き 047
「…開けてみます」
「ん?」
怪しいのは、怪しいが、小父様が言うほど複雑な封印魔法?には思えない。再度、解析魔法を展開させ、同時に解析された魔法を視覚化させてみる。
「ほお」
小父様は、少し驚いた風に小さく声をだすと、私のやろうとしていることを観察することにしたようだ。
見た目複雑そうに見えるが、そうでもないと私は思う。どちらかというと、適当に呪文を重ねている…何本もの糸を絡ませた様っと言えばいいだろうか。
「これが阻害、これが火の防御に、こちらは風の攻撃、それでこれが…」
私は一つ一つの視覚化された魔法を外しながら、無効化していく。
体感時間としては、一時間弱といったところでしょうか。すべての魔法を無効化に成功した。




