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とある魔法使いの娘の呟き 046
「…お母様から」
私がそう口にすると小父さまは、微笑みながらそれを差し出してくる。
「パーティーを解散する際に、もう不要なものだから預かってほしいって言われてね」
幼い頃の記憶と周りの方からの話でしか知らない母。私は、両手に置かれたそれをしげしげと眺めて…ん?
「魔力…結界?封印かしら」
「うん。良い勘をしているね。解析魔法を使わずに分かるようになるとは、やっぱり彼女の娘だ」
実力者である小父様から褒められるのは、素直に嬉しいのだが、どこか気恥かしい。っと言っても、詳しいところまでは分からないので、小父様に断りを入れて、解析魔法を掛ける。
「…これは」
「かなり複雑な封印がされてるだろう。まあ、預かってくれと言われていたんだけど、いつまでと言われてなかったしね。出てきたついでに持ってきたんだよ」
持って来たんだよって…簡単におっしゃっていますが、何重にも封印魔法とその他魔法が掛けられているコレは、中身がとても怪しいですが…




