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14.泥棒②
パニックになり、野太い声で叫ぶ。
泥棒は、玄関の鍵を開けたり閉めたり、U字ロックを開けたり閉めたり。
泥棒もパニックだ。
私は床に倒れた状態で、叫んでいた。
泥棒は、玄関のドアを開け逃げた。
その後、警察を呼び、いろいろな事を聞かれた。
まずは、おでこと背中に血がついている事。
倒れたときに、傷ができたのだ。
指紋、犯人の顔。
全然覚えていない。
ドラマでよく見る、「目は二重で~」みたいなのは、全く覚えていない。
そして、「きゃー」とかではなく、あんな低い声が出るんだなと驚いた。
犯人は捕まっていない。
あのとき、無言で近づき突き飛ばしていたら。
傘を持って戦っていたら。
いや……生きていてよかったと思うべきだ。
今日も私は反省する。




