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13.泥棒①

 社会人のとき、泥棒と遭遇した。


 そう、遭遇したのだ。


 夏の23時頃だっただろうか。


 帰宅して、家の鍵とU字ロックをする。


 暑かったので窓を開ける。


 引っかかって、途中までしか開かない。


 人が一人通れるかどうかしか開かない。


 お腹が痛かったので、素っ裸でトイレへ。


 トイレ兼、洗面所の為、そのままお風呂に入ろうと思っていたのだ。


 トイレのドアも、居間のドアも開けっ放しだった。


 ……何か音が聞こえる。


 お風呂の洗剤を、拳銃のように持ち、様子を見に行く。


 そこには、窓を一生懸命開けている泥棒がいた。


 ここは二階だ。


「何してるんですか?」


 私は話しかけた。


 泥棒は、こちらへ向かって走ってくる。


 私のおでこをひとつき。


 私は倒れた。


 つづく。

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