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嫌な予感


「アレは何だ?」


ちょっと湿っぽい話をしていたかと思うと突然話を切り替えてくるアリア。


アリアが指差していたのはバスであった。


うーん、なんて説明しようかなぁ‥。


異世界の乗り物とか言うと変に興味を持たれるの可能性もあるし‥。


しょうがない‥。


「馬車です。」

「嘘じゃな!」


速攻で否定させれしまう。


「嘘じゃないですよ!

 この世界では馬車的な物ですよ。」


俺の言葉を聞いてアリアの目が一瞬光ったように見えたような‥。


あっ、嫌な予感がする。


「そこの娘!

 この男、普通の人間でないな?」


アリアがいきなり大声でソフィアさんに質問する。


ソフィアさんもいきなり質問されたので狼狽する。


「娘、ちょっとコレを見てくれ。」


アリアが人差し指を立てて左右にふる。


ん?

アリアは何をしている??


何度かゆっくり指を動かすと、いきなり指を鳴らす。


「その男は人間か?」


アリアが再度同じ質問をする。


馬鹿め、ソフィアさんが簡単に答えるか!


「女神の使徒です。」


ソフィアさん!?


何を思ったのかいきなり本当の事を喋り出すソフィアさん。


するとアリアの口元がニヤリと笑うのであった。

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