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二人は一緒にメモを見る  作者: 今泉龍二
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 エリは言った。

「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「メモを一緒に見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


人 馬

出たがってる

バッティング

後ろエビ

ベニヤ持って

明るいグラタン

シマウマパン

草原

きれいどめ

それで入って来る

松早く

Fまったり

○○投げる姿を見ると

○○だけを

ほらと

食い付いたの

また会った

砕けたチョコ

少し遅く山羊

間もなく

今日もにょろ

りんりん

それで終わると

それをゆっくりと

教えてるよ

毛並み 形

ブックエンド

芋を○○すると

半月 半円

鳩とにかく

黄色消える

砂場でゴー

○○やる気の中

跳ね返す栗

前 守るの

コップをぬるく

戻れるの

○○が入ってる

泳いで()める 

森汗

長い(あいだ)だった 

ポケットに

それ○○にあるの

ゲーム

だからやり直す

弾力

そんなでもない○○

応募があった

しんよう

5%

冥界

めくったら

大丈夫そうだね

二十歳(はたち) 周り


 エリは言った。

「二十歳 周り。二十歳の周りがなに?」

ユウタは言った。

「二十歳の周り。会とかではないと思う。二十歳の周りなんだろう」

エリは言った。

「二十歳の周りに居るのは人?」

「人かなー、どうだろう。二十歳の周り。ロウソクは関係無いと思うし

「ロウソクは関係無い。二十歳の周りがなに?」

「黒色」

「二十歳の周りに黒色?時間は昼間?」

「時間は昼間かなー。黒色なんだろう」

「黒色なに?」

「服じゃない気がする」

「黒い服じゃなくて、二十歳の周りの黒色」

「黒色なんだろう」

「二十歳の周りの黒色なに?」

「黒豆じゃないしな」

「二十歳の周りに黒豆?」

「二十歳の周りの人が黒豆を一粒親指と人差し指でつまんでるのではない」

「二十歳の周りで黒豆をつまんでるのではない」

「黒猫」

「二十歳の周りに黒猫?」

「二十歳と黒猫達が歩いてるのかな」

「二十歳と黒猫達はどこに行こうとしてるの?」

「二十歳と黒猫達が歩いてるのかな」

「もう二十歳と黒猫達歩かしたら?」

「二十歳と黒猫達は歩いてないような気がする」

「二十歳と誰かが歩いてる?」

「二十歳のすぐ側で黒いのがダッシュしてる」

「二十歳の周りを何人かダッシュしてるの?」

「ダッシュしてるの一つだけ」

「一つなの?ダッシュしてるの人ではないの?」

「人かどうか分からない。ダッシュしてる黒いのなんだろう」

「ダッシュしてる黒いのなに?」

「黒()めていいい?」

「黒止めて何色にするの?」

「灰色」

「ダッシュしてるの灰色のなに?」

「ダッシュしてるの灰色のかなり小さい狼人間」

「それかわいくない?子供?」

「子供。二十歳の人の太ももくらいの身長」

「二十歳の人の身長が分からないけど」

「それは俺もよく分からない。身長は分からないけど二十歳の人は人間」

「そうか、狼人間の子がダッシュしてどうなるの?」

「二十歳の人の側でダッシュしたり歩いたりして、時々二十歳の人が持ってる麦茶を飲む」

「ダッシュしたり麦茶を飲んだりしてその後は?」

「キャラ弁を食べるんじゃないと思うし」

「いや、キャラ弁でいいよ。どんなキャラ弁?」

「少年漫画のキャラ弁」

「どんな少年漫画?」

「アニメ化されてる少年漫画」

「それでどんな少年漫画?」

「どんな漫画か分からないけど、キャラ弁はウサギ人間が飛び蹴りしてるキャラ弁」

「どんな漫画?ウサギ人間が主人公?」

「主人公のアザラシ人間がとにかく敵を殴って勝つ漫画」

「アザラシ人間はキックはしないの?」

「キックはしない、殴るだけ」

「アザラシ人間とウサギ人間の関係は?仲間?」

「仲間なんだけどケンカして、アザラシ人間のパンチを全部ウサギ人間がかわす関係」

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


○○から来た

貫いた人

柔術

りんご 歯磨き

言えたのを

鼻すじ 電車

アニメ二本

千切れたやつ

みがけば

どこで話す

自分より龍神

多くのが

次の言葉は

取り付ける時に

○○に揺られてる人

ちゃんとやり直す

一番外

それで続けれる

つぶつぶ

三日で

出産したら

夏の間

飯茶碗に残ってる

イギリスと○○で

メロン脇腹

そっちは関係してない

雲雀(ひばり) 

ルーズ ドア

その日の

汗で

行く(ほう)

生まれた○○(物)

生で○○ブルーベリー

午前向き

青い物を少し触る

そこまで繰り返す

静か

50%

五時間くらい

取り出しやすい

最強の。


 エリは言った。

「最強の。なんでこれ。を書いてるの?」

ユウタは言った。

「なんで。を書いてるんだろう

エリは言った。

「なんでか思い出して」

「なんでだろう。最強のに。「最強の。」ってなにかのタイトルかな」

「自分で考えたタイトル?たいしたことないタイトルだね」

「こんなもんだよ俺は」

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


はい無理


 エリは言った。

「はい無理。なにがはい無理?」

ユウタは言った。

「はい無理。なにがはい無理だろう」

エリは言った。

「はい無理。なにが無理?

「なんだろうなー。なにが無理か」

「まず人を決める?どんな人か」

「人かー。なにが無理か」

「どんな人?」

「カキフライ二十人前」

「カキフライ二十人前作るのが「はい無理」なの?」

「カキフライ二十人前作るのが「はい無理」」

「誰かに作るように言われたの?」

「誰かにカキフライ二十人前作るように言われて「はい無理」」

「カキフライ二十人前作るの大変そうだけど、がんばれば出来るんじゃないの?だからカキフライ二十人前じゃないね。他のやつね」

「なにが無理なんだろう」

「はい無理なにが無理?」

「フルマラソン」

「フルマラソンするように言われて「はい無理」?」

「そう」

「フルマラソンは無理かもしれないけど「はい無理」って言い方にならないと思うから違うね。はい無理なにが無理?」

「植木屋さんやるのが「はい無理」」

「植木屋さん目指してみたらって言われたら「はい無理」?」

「そう植木屋さん目指してみたらって言われたら「はい無理」」

「植木屋さんのなにが無理なの?」

「全体的に無理そう。剪定(せんてい)の能力も身に付かなさそう」

「植木屋さん無理そうか。ユウタはなにが向いてそう?」

「なにも向いてなさそうだけど」

「小説は書かないの?」

「エリちゃんが俺に小説書かそうとするのがよく分からないんだけど」

「一回書いてみたら?」

「書いてみたことあるんだけど。駄目だなって思ったんだよ」

「書いたことあるの?見せて」

「どこいったか分からなくなった。あと内容が駄目なんだよ」

「新しく書いてよ」

「書かないよ」

「働くのやめて小説書いてみたら?」

「働くのやめたいけど小説は書かない」


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