第15話「フォー・ドラゴン」
謎の剣の正体を知るため、イングとフォーダはクロックスに剣を見せる。そこで、驚くべき名前が明かされる――。
イングはフォーダを見て、言った。
「珍しいと言われている剣を持っている。炎の剣だ。」
クロックスは作業を止め、フォーダを鋭い目で見つめた。
「それを見せてくれ。」
フォーダは剣を取り出し、クロックスに見せた。
クロックスは剣をしばらく見つめた後、言った。
「どこで見つけた?」
フォーダは答えた。
「海で見つけた。船から落ちてきたんだ。」
クロックスはしばらく剣を見つめ続けた。そして言った。
「その秘密は、君たち自身で見つけるまで教えない。」
クロックスは続けた。
「その秘密を知りたいのなら、教えてやろう。」
フォーダは答えた。
「うん。」
クロックスは言った。
「これは古代の、そして非常に珍しい武器の一つだ。この剣を持っているせいで、王たちでさえお前を監視することになるだろう。」
フォーダは言った。
「名前は? 俺は知っている。剣に書いてあるから。」
クロックスは答えた。
「違う。『フォードラコ』ではない。『フォー・ドラゴン』だ。」
そしてクロックスは言った。
「お前たちは寝なさい。俺はこの手袋作りを続ける。もう少しで片方が完成する。」
イングとフォーダは休むためにその場を離れた。
二人は夜空の星を眺めていた。
そして、星を見つめ続けているうちに、眠りについた。
しばらくして、イングが目を覚ました。
そしてクロックスのところへ向かった。
クロックスは言った。
「どうした?」
イングは答えた。
「眠れなかった。」
クロックスは言った。
「休んでもいいんだぞ。」
するとイングは言った。
「ひらめいたんだ。どうしてあなたは、こんなにたくさんの剣を作るんですか?」
クロックスは答えた。
「アザリンとヴァロリスの間で起きたような、もう一度戦争が起きてほしくないからだ。」
イングは言った。
「アザリンを知っているんですか?」
クロックスは答えた。
「ああ。お前はそこに住んでいるのか?」
イングは答えた。
「はい。そこで家族を失いました。」
クロックスは言った。
「たぶん、お前たちの手袋は完成した。試験まであと11日しかない。俺にはまだやるべき仕事がある。」
イングは、バロからもらった1000枚の金貨をクロックスに渡そうとした。
しかしクロックスは言った。
「必要ない。」
イングはクロックスに近づき、彼を抱きしめた。
「ありがとう。」
するとクロックスは言った。
「もう行っていい。ここから飛行船が出発するまで、あと4時間だ。」
イングとフォーダは荷物を持ち、出発の準備をした。
クロックスはその場に残った。
第15話 完
フォーダの剣の秘密が少しずつ明らかになる中、二人は新たな旅へ向かう。だが、その先には何が待っているのか――。




