戦争の始まり
これは、世界を揺るがす戦争の始まり。
そして、一人の少年の運命が大きく変わる物語。
アザリンとヴァロリスという、互いに仲の悪い二つの国があった。
ある日、ヴァロリスの大統領が、アザリンの大統領マルオに会うためにアザリンを訪れた。
二人の男は向かい合って座った。
そして、ヴァロリスの大統領が言った。
「アザリンの観光地の75%を私に渡してもらいたい。」
マルオは激しく怒り、ヴァロリスの大統領が乗ってきたヘリコプターを指差した。
「私の前から失せろ!」
ヴァロリスの大統領は立ち上がり、その場を去った。
彼はヘリコプターに乗り込み、飛び去り始めた。
そして、銃を取り出した。
バン!
一発の銃弾がマルオの頭部を撃ち抜いた。
アザリンの大統領は、その場に倒れ、命を落とした。
その後、ヴァロリスの大統領はアザリンに対して戦争を宣言した。
彼の目的は、アザリンを完全に占領することだった。
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二か月後……
アザリンの兵士たちは、地平線を警戒していた。
すると突然、遠くから戦車、戦闘機、大砲、軍艦が姿を現した。
その光景を見た一人の兵士は、怒りながら叫んだ。
「何が起きているんだ!? なんだこれは!?」
そして、さらに叫んだ。
「軍を出せ! 兵士を出せ! 戦闘兵器を出せ!」
軍は急いで動き始め、兵士たちはアザリンを守るために戦闘準備に入った。
その頃、別の場所では、年老いたダキラが妻のリアナと一緒に自宅の外にいた。
二人は遠くから近づいてくる戦車を見つめていた。
突然――
ドォォォン!
砲弾が二人の家を直撃した。
ダキラとリアナは逃げ始めた。
しかし、逃げている途中、リアナが銃弾に撃たれた。
ダキラは叫んだ。
「リアナ! 何が起きているんだ!?」
ダキラは泣き始めた。
すると、リアナは手を上げ、指を伸ばした。
彼女が指差した先には、燃えている家の隣で土遊びをしている小さな少年がいた。
ダキラは少年を見つめた。
そして、リアナが何を望んでいるのかを理解した。
ダキラは少年を抱き上げ、逃げ始めた。
しかしその途中、彼の脚が岩と壁の間に挟まっていた鎖に絡まってしまった。
ダキラは力の限り脚を引っ張った。
だが、抜けなかった。
彼は腕の中の少年を見つめ、次に自分の脚を見た。
もう他に方法はなかった。
ダキラは脚を切り、そこから逃げ出した。
そして少年を抱えたまま走り続けた。
その周囲には、戦争の轟音が鳴り響いていた。
戦争の炎は、まだ消えていない。
少年の運命も、ここから大きく動き始める。




