闇オークションにて
オークション会場は薄暗かったが、人の熱気は強いようだった
「……マスター、顔色が優れませんが?」
人混みは苦手だ……
でも、妖麟丸となんといってもセレスを買い戻さないと
「ああ……ハニーちゃん人混みダメだもんね
でも、頑張ってね
多分、セレスくんも今すごーく頑張ってると思うからさ」
「うん……分かってる」
セレスの好意を無にはしない
「……始まるようですね」
そこからは熱気が凄かった
何度気が遠くなったか……
妖麟丸は早いうちに出品されコレクターと競り合ったものの
比較的、予想内の範囲で競り落とせた……が、高くついたのは言わずもがなセレスだ
闇オークションの連中、セレスに銀縁眼鏡を外させている
魅了Level2の力は絶大でまあそれは手札が上がる上がる
「セレスくんモッテモテ!」
「アイザックさん、冗談を言っている場合ではありませんよ」
負ける気はないが、かなりの出費になった
セレスを打った値段の倍額以上になったことだけは言っておく……
もうセレスは絶対売りに出さない
「本日、最後の商品になります!
これは貴重な異世界の住人の奴隷になります!
さあ!皆さまご覧ください!」
「!!?」
そこにいたのは……
私を助けてくれたリーダー格の少年の成れの果てだった……
読んでくださってありがとうございます
久しぶりの更新になります
これからぼちぼちとですが更新していけたらと思っております
少しでも楽しんでいただけると嬉しいです




