第十二話 ひとりでもっと勉強をしないとさァッ
訓練もまもなく最後のグループの番となった。出席番号が遅い生唯も最後のグループに属しており、武器の整備をしながら順番を待っている。
「さてと、銃も装填済みだし、こっちの方も大丈夫だね。」
ふと手元を見る。左手には柄と刃が直交する鎌、それに麻縄でくくりつけられた苦無のようなナイフが有る。
あんまこいつを使いたくないんだよな、振り回すとたいてい体に当たっちゃうし。
生唯は超近接戦闘において銃が使えないことも有り、相手と距離を取るか翻弄するかの選択を取れるトリッキーな補助武器としてこの武器を練習している。しかし、自身も扱いが難しいほどの不規則な動きにより、度々体にぶつかり怪我をしている。
「うん、やってみよう。」
深く息を吐き、自身の前に佇む敵、人形に向き直った。右手には柄を含め全長一メートル程の幅広い――他の人形がもっていたものよりは狭いが、レイピアに比べれば広い――片手剣。柄は湾曲した金属で持ち手を保護しており、全体的にシンプルながらも無難に強い印象を纏っている。左手には円形の盾を持っており、中央は半球状に盛り上がっている。大きさこそ小さいものの左腕にガッチリと固定されている。
なんかすごい無難に強い相手だな。しかも盾がUFOみたい。某米国のキャプテンみたいに盾を投げてくることはないだろうけど、銃弾を防ぐくらいはしてきそうだよね。
「では、最後!始め!」
合図が響いた。生唯は開始早々に【生きる】を足に掛け、後退しながら右手を背中に回して背負っている魔導式歩兵銃に手を掛ける。すぐさま盾を構え距離を詰めてくる人形。生唯が銃を両手に取ったときには既に七メートルほどの距離に人形が接近しており、銃口を向けても止まらないため右に倒れるように無理やり距離を引き剥がした。倒れた勢いで地面を滑るように移動しつつ、少し焦りながらも脳に【生きる】を掛けて次の策を講じるため思考を加速させた。
どうする、今姿勢を完全に治すなら時間が足りない。撃つか?何処を?でもそれしか無い。
すぐさまマスケットを構え、まだ向き直っていない人形の腹部をめがけ発砲。撃ち出された弾丸は寸前の所で盾に衝突し、軽い衝突音を鳴らして弾き飛んだ。
「くッt!フタエノキワミ!」
人形は先程の銃撃を盾で凌いだ為、一瞬生唯が視界から消えた。その隙を見逃さずすぐさま左手にナイフを取り、人形の数歩先の足元へ投げる。二重に掛けられた【生きる】を掛けられたナイフは人形の足を通り抜けて地面に突き刺さり、地面と接着されて固く突き刺さる。刺さったのを確認した生唯はナイフとつながっているロープを強く引き、ピンと張る。人形は盾を少し持ち直しこちらを見ながら止まっている真っ最中。足元のナイフには気づいていない。
占めた!さっき優絆の戦い見ておいてよかった!
「前方不注意だ!」
直後、ロープに重い衝撃が走る。人形は停止する最中だったため、ロープに引っかかった瞬間に前方へと大きく傾く。生唯もロープの強い引きに思わず転倒しかけたが、すぐに手を離して前に駆け出し、右手をホルスターに掛けながら人形の背後へ。
「これでしまいじゃぁぁッ!」
すぐさま取り出した魔導式歩兵短銃を正面に構え、転がる人形に標準を合わせ、発砲。しかし、回転していることもあってか弾丸は人形の背中を縦に穿つのみで、致命傷とはならなかった。
「マッジカ…。」
驚きつつも、体勢を立て直そうとしている人形へ止めを刺すため接近。手持ちの銃を人形めがけて投擲。すぐさま鎌を持ち距離を詰める。人形は盾で銃を防ぎながらこちらを振り返る。
これが最後、これ以上はもう手段がない!
拳を握りしめ覚悟を決めた生唯はできる限り加速しながら人形に近づく。人形は剣を構え、両者が正面を向く、最終局面。終に人形の間合いの少し前に接近した生唯。人形は右の横薙ぎを繰り出した。しかし、生唯が突然消え、剣は空を裂く。
「足元がお留守だぜっ!」
左に倒れるように滑り込んだ生唯は、先程固く握りしめたロープを補助に弧を描くように人形の足元へ滑り込む。そのままの勢いで人形の足に突撃をかまし、人形ごと縺れるように吹き飛ぶ。人形は堪らず地面に打ち伏せられ、軋んだ音とともに藻掻く。生唯はそのまま人形に獅咬み付き、人形の体を摺り摺りと這い寄り腕を押さえる。右手で鎌を持って人形の首に無理無理に倒れるように押し当て、深く創を生む。そのまま人形から飛び退き、投げた銃を回収。
「止めだっ!」
すぐに装填し、心の臓を穿つ。人形が機能停止したのを確認した生唯は右手を固く握って点に突き上げ、勝利を自身に知らしめた。
よっしゃああ!!!
「では、以上にて模擬戦闘訓練を終わる。」
見届人の兵士が掛けた言葉により、生唯はその場を立ち去った。
「ふぅ、助かった。」
無事に勝利を収められた生唯は安堵の溜め息を吐き、優絆の元へと向かった。近づいてくる生唯に気づいた優絆は走り寄って、
「生唯!勝利おめでとう!」
と大きな声で祝福を告げた。
「ありがとう、でも優絆のあの戦い方を見たからってのもあるよ。」
「またまたぁ〜、ホントは謙遜してないでしょ?」
「うん。」
不意に脛に鋭い衝撃が走った生唯。のたうち回りながらも問いかけた。
「な、なに!?」
「乙女心がわかってないねぇ?」
「何処に乙女がいるの?僕の目には筋力ゴリラ速度馬並みの親愛なる隣人しか映ってないよ。」
走る激痛、悶える生唯、戦慄く優絆。優絆は声を震わせながら
「縛り上げるよ?」
と忠告した。しかし懲りることを知らない生唯は咄嗟に答えた。
「僕はSだから、そういうのはちょっと…。」
言い終えるや否や、締め付けられるような束縛感を感じ生唯の意識は暗転した。
「ぶはっッt!」
顔面に冷ややかな感触を得た事により意識を吹き替えした生唯は、何が起こったのか辺りを見回し状況を確認した。生唯の眼前には空の桶をもった優絆が立っており、恐らく意識を失った生唯に気付けとして水を掛けたのだと理解した。
「どう、意識は大丈夫そう?頭は?」
優絆の問いかけに、生唯は軽く頷く。そこにシュヴェートも現れ、
「大丈夫そうか、生唯?大丈夫なら今から講評を始めるぞ。」
と告げた。生唯はゆっくりと立ち上がり、クラスの集合へと戻った。それを確認したシュヴェートは軽く咳払いをし、話し始めた。
「皆、自身の天敵と戦い、勝利したものもいれば敗北したものもいるだろう。しかしここで重要になるのは勝敗でなく、どのように崩すか、または崩されたかである。これから数多くの敵と戦うならば、もちろん自身の天敵と戦う機会が必ずある。その時、今日と同じ轍を踏むこととならないように、得た経験を活かしてほしい。全体の話は以上、後は個別での講評を行う。各自呼ばれたらこちらへ来てくれ。では、解散。」
号令のもと、本日の訓練は終了した。
「やっと終わったね。そっちもすごい戦い方だったじゃん。」
優絆が話しかけた。生唯は笑いながら
「まあ、鎌とかナイフの扱い方もわかんないし、何ならナイフ地面に突き刺さってるし取るの無理だと思うから。銃を使ったほうが確実かなって。」
と自己分析を告げる。すると、優絆が思い出したかのように問いかけた。
「そういえば、さっき使ってたピストルみたいなの、前の伏魔殿攻略では使ってなかったよね。なんで?」
「ああ、あれね。あれは対人用のもので、妖魔には威力が足りないんだよね。だから前まで使ってなかっただけ。あとあれは近距離から中距離弱くらいの射程で、それ以上になると弾がバラけて真っすぐ飛ばないんだよ。」
「ふーん、そうなんだ。でも、結構使い勝手良さそうだよね。」
「そんなことないんだなぁ、これが。」
そう言いながら優絆に魔導式歩兵短銃を、銃口を地面に向けて渡した。
「引鉄には触れないように、そーっと銃口を覗いてみて。弾は装填されてないけど、一応ね。」
生唯に促され、銃口をまじまじと見つめる。
「どう?中は結構すべすべでしょ?そしてこれが弾。」
手をポケットに突っ込み、一つ鉄玉を取り出して、優絆に渡す。
「ほら銃口と弾のサイズをよーく見てみて。結構ギチギチでしょ?これが難しいところなんだよな。再装填までの時間がかかるから。僕は練習してギリ五秒ちょいでできるけど、五秒のうちに大抵の人は接近してきちゃうからね。いくら火薬の装填が必要ないからって、これ以上は厳しいし。」
「へぇ、やっぱ色々面倒があるんだ。」
頷きながら耳を傾ける優絆。すると、遠方からシュヴェートの呼びかけが聞こえた。
「あ、私が呼ばれたみたい。じゃあ、また後でね。」
優絆はそう言うとその場を去り、生唯一人が残った。
さてと、どうするかね。
手持ち無沙汰となったので、今日の振り返りを行うこととした。
僕の能力、【生きる】。この力、いや、そもそも表層観念自体が汎用性の高いものだとわかったけど、じゃあそもそも何で汎用性が高いんだろうか。言葉の意味的には表せなくもないような、やっぱかけ離れてるような…。
首から顎にかけて右手を当て、顎を持つように首を傾げる。
もしかして、実は思い込めば何でもできるんじゃ……?いや、まさかそんなこと、あるわけ無いなぁ。疲れてるんだろう。早く糖分が欲しい。
欠伸をしながら自分の番を待つ生唯。
お、そろそろかな。僕の前の人が呼ばれてる。さて、なんて言われるんだろうか。あんまり怖くないといいけど。シュヴェートって優しくはあるけど口調というか、語調が少し強いからなあ。
「次、生唯!」
シュヴェートの呼ぶ声が聞こえた。生唯は少し身が引き締まったが、襟を正して声の元へと向かった。シュヴェートは生唯を見つけると、すぐさま近づき、肩を両手でガッチリと掴まれた。
やばい…狩られる…!
危機を感じた生唯、しかし結果は予想とは遥かに違っていた。
「生唯、よく頑張ったな!意外だぞ!」
大きく笑いながら生唯を称賛するシュヴェート。
「い、いやぁ。それほどでも無いですよ。偶然です。」
途切れ途切れになってしまったが伝わったようで、手を離して少し落ち着きを取り戻すシュヴェート。咳払いをしてから、
「生唯、君の戦いを見ていて、少し気づいたことがある。少しいいか?」
と問いかけた。生唯が頷くと続けて言った。
「あの縄の使い方、手本にしたのは優絆だな?一度見ただけなのにぶっつけでやったのは称賛に値する。銃を近距離で使えないのも理解しつつ手持ちのナイフで戦ったのもいいだろう。」
拍手をしながら話すシュヴェート。
「あと、一貫した戦闘理念を持っているようにも感じる。恐らくお前は『勝利』でなく『生存』を第一目標にしているんだろう。」
問いかけるシュヴェート。
「ま、まあ確かに人よりは生き汚いかもですが…。」
「ははっ、そんなに落ち込むんじゃない。別に悪いことじゃあない。生き残るのが重要なのは当然だ。」
シュヴェートは頷きながら優しく話す。
「全体的に相手の隙を作る、崩すといった目標の上での絡め手、特にあのナイフは優れた戦術だ。適宜戦術を変えるのも成長と言えよう。しかし、だ。」
少し改まった声で続ける。
「あまり銃を過信しすぎないのも大事だ。特に初撃、魔導式歩兵銃を取ろうと背中に手を回したのは銃への過度な信頼から出た行動だろう。確かにそれは強い、しかしそれは遠距離での話だ。近接戦闘においてソイツは一発限りのものと考えたほうがいい。」
「はい、わかりました。」
重々しく頷いた生唯。しかしシュヴェートは続けて、
「まあ、近接戦闘の経験が少ないのもある。しかもお前は戦闘中に学んでいた。だからこそ最後の勝利を掴めたんだ。だから、そう気を落とすな。」
「ありがとうございます。」
ありがたい、褒めてくれて嬉しい。
少し普段の気分を取り戻した生唯。一礼し、
「では、失礼します。」
「精進することだな。」
シュヴェートからの声援を背に受けてその場を立ち去った。
そして時は流れ、夕食の時間になった。
「では皆さん、いただきましょう。」
「「いただきます!」」
理慈の合図で食事が始まる。生唯は手を合わせながら考えた。
委員長、怪我が無いようで良かった。どっちの能力かはわからないけど、とりあえず骨は繋げるみたいだね。これからの能力に使えるかも。さて、もう難しいことを考えるのはやめよう。ご飯だ!さっき地面に突き刺したナイフを取るのに手間取ったから、もうお腹ペコペコだよ。
目を光らせ、食卓の上を見渡す。今日はいつもと違ってより一層豪勢で、温かい食事が並んでいる。食卓の中央には大きくスペースが空いており、何かが運ばれてくるようだ。生唯はその空白に想いを馳せ、期待に胸を膨らませた。その傍らにはいつも通りこんもりと積まれたライ麦パン、そして黒い燻製肉のブロック、そして酢漬けのピクルス、チーズ、調味料の粒マスタードが置かれている。生唯の近くには湯気が立ち上る黄金色のスープ。その全ての中から生唯の、宛ら猛禽類のように鋭い眼光は、一つの獲物を捕捉した。
うん、やっぱ最初はこれだね。
手を伸ばした先はライ麦パン。山積みのそれの一つを掴み取り、両親指の爪でパンの側面を強く押し、横に切り込みを入れるよう指を突っ込み、引き裂く。粗方裂いた所でバターナイフでマスタードをふんだんに塗り、その傍らで黒い燻製肉にナイフを立てる。どうやら黒胡椒で表面をコーティングされており、切り分けた傍からポロポロと剥がれる。斬り進めるごとに、内部は美しい渋めの朱に包まれていく。大きく切り分けたそれをパンに挟み、付け合わせのピクルスとチーズをひょいと加えて閉じる。
さて、完成だ。
出来上がった一品を丁寧に啄む。普段から食べているとはいえ、美味いものは美味い。生唯は顔を弛緩させて喜んだ。
うん、美味しい!やっぱ結局これなんですわ。分厚い燻製肉が食べ応えを演出し、黒胡椒の風味が鼻を突き抜け、チーズの円やかさとマッチする。肉の深い味をさっぱりさせるように後から響いてくるのはピクルスとマスタードの酸味。肉の旨味を感じられながらも後に残るのは爽やかさ。だからこそ次の一口へ進むハードルが低くなる。リピート確定だねこれ。レベルの高い合格点を超える旨さ、オールウェイズ出してくれる。
少しずつ食べるペースを上げていく生唯。そこへ、給仕係が大きな皿を持ってやって来た。
おお!何なんだあれは!?
大皿に乗り現れたのは紛うこと無き肉塊。その全貌は立ち込める湯気のヴェールに包まれており、排出される蒸気からは十分な熱量と、それに伴ってやって来た食欲を更に増幅させる芳香がする。終に湯気が晴れ、その美しきヴィジュアルを顕にした肉塊。どうやらローストポークなようで、食卓を遠くから見ても圧倒的存在感を放つほど巨大である。
えっ、えっ◯だ!凄みを越えて最早扇情の権化だ!
傍には大きなナイフが置かれており、給仕に話しかけることで切り落としてもらえるようだ。生唯は早速切り落としてもらうことにした。肉塊は少しずつその美的なロゼ色の断面を晒し、肉塊にナイフが切り込まれるその時々、肉塊からは金色の輝く液体が流れ落ち、表面を伝って流れる。その光景は、今現在生唯の食欲を倍増させるホルモンが溢れ出るかのようである。そう、これは最早ただの食事でない。視覚、嗅覚ともに釘付けになるほどの芸術、そうとしか言いようがない。
「ふっ、ふつくしいっ…!」
感に堪えず発した言葉は、言葉足らずのものとなった。しかし、それを聞くものはここにいない。そう、先程までは賑やかだったこの場の全ての人間が、この肉塊の虜となっているからだ。この芸術作品を前にしてそれを無視できようか、いやできまい。生唯の器に鎮座したスライスは優に二センチを超える程の厚さで、スライスと言えるのかも怪しいほどのものである。
ごくり…。
喉が鳴る。ナイフを手に取り、大きく切り分けて一口頬張る。瞬間、生唯の脳内にはあらゆる快楽物質が放出された。あまりに暴力的な肉の脂が生唯の口の中に幸せを満たし、後からやってくる肉自身の甘みとスパイスの風味がともに踊る。これら一連の強烈な主張をかき消すように、最後には仄かな麦の苦味を置き去りにしていく。嵐の後の静けさのような、でもって飲み会後のラーメンのような、締めに相応しい風味。
「うっ…まっ…。」
散々考え、ようやくひねり出した生唯の感想は、それはもうお粗末なものであった。しかし、それ以上にこの作品の味を表す言葉がないのだ。それからは、クラス一同食事を黙々と進め、生唯も最後のスープを飲もうとしたあたりに我を取り戻した。
うん、美味かった。気づけばもう残ってないし、それほど美味かったんだなあ。
控えめかつ口の中をサッパリさせるスープを飲み干し、大きく息を吐く。
「ふぅ〜、美味しかった。ごちそうさまでした。」
手を合わせ、食事を終える生唯。すると、横に座っていた優絆が
「美味しかったね!」
と満足気に言った。それに答えるよう
「うん、今日の訓練も過酷だったからね。それも相まって更に美味しく感じたのかも。」
と返した。
「じゃあ、戻ろうか、生唯。」
「うん、そうしよう。」
椅子を引き、席を立った生唯と優絆。そのまま食事処を後にした両者が、丁度寮への帰り道にさし当たった所で理慈に呼び止められた。
「お二人とも、ちょっと待ってください。」
声に応じて振り返ると、深々と礼をする理慈が目に映る。
「今日は心配と迷惑をかけてしまって申し訳ないです。」
真面目な声色で謝罪を告げる理慈に、生唯と優絆は笑って答える。
「良いって、委員長。困った時はお互い様だよ。」
「友達を助けるのは基本だって、いいんちょ。」
二人の発言に、少し声を震わせながらも
「ありがとう…ございます。」
と答えた理慈。すると優絆が
「そんなに感謝しないで。当たり前のことだよ!」
と明るく発言した。理慈は前を向き直し目を擦りながら、
「わかりました、でも心のなかには感謝をしまっておきますね。」
と笑って答えた。
微笑ましいなあ…。
生唯は優絆と理慈の所謂アオハル的遣り取りを見て感動しながらも、理慈と優絆に別れを告げて自室に戻った。




