老物語
「てめぇ! アタシが老いぼれだからってなめてんだろぉ? っざけんじゃねぇぞコラぁ! 最近の若いのにゃあまだまだ負けねぇぞコラぁ!!」
「何言ってるのかさっぱり分からないです。何ですかアレですか? 難聴なんですか? 歳ですか? 老〇は黙って若者の言う事を聞いてればいいんですよ」
「あんだどコラぁ! てめぇババア舐めんなよ若いの!! てめぇだってあと幾年すればババアだぞ! 貶せんのも今のうちだコラぁ!」
「ほう、私はまだ16ですから。あと半世紀くらいは安泰ですよ〇害!!」
・・・ある日の夕方。
俺、平壌大志がバイト先のコンビニへ行ったら・・・
「だいたい何なんですか老〇。私達が納めてる年金や税金で食っていけてる分際で、何私達にたてついてるんですか? いいですか、若者が一斉に年金払わなくなったら苦しくなるのはあなたたちです。そんな私達にたてついていいんですか〇害!?」
「るせぇ! そもそもてめぇまだ16だろ? 年金払ってねぇじゃねぇか!!」
・・・なんか、店内で、
東久留米さんと客のお婆さんが口喧嘩をしていた・・・
しかも・・・
「あなた達老〇は社会においての生き恥です。早々に更生するかさっさと三途の川を渡ってあの世へ行ってしまえこの〇害!」
「これだからゆとり世代の若いのは・・・あんたらより何十年も生きてる先人たちにたいしての礼儀も知らないとは・・・。若者は年上に逆らっちゃいけない事を知らないとは何と哀れな」
「老〇の言う事聞いてたら耳が腐る。とっとと朽ちろババア」
「ゆとりといたら魂が汚れる。さっさと従順しろこのクソガキ!!」
・・・しかも。
あの客(お婆さん)には、なんと言うか、非常に見覚えが・・・
「おやびーん! 遊びにきたぞー!! ・・・って、アレ?」
コンビニの入口で固まっていた俺の背後から従妹の雪芽が登場。
「おやびん? なに固まってるの・・・って、あの人・・・」
雪芽も気づいたらしい。
「老〇はこの世界から消えるべき存在です。さっさと溶鉱炉に落ちて溶けて死ね」
「あいるびーばっく!! 若いのこそトラックに撥ねられて全身打撲で死ね!」
「私は死にましぇん!!」
・・・なにをやってるんだコイツら?
とりあえず、他のお客さんに迷惑だからケンカを止める。
「おい、何やってんだよ東久留米さん! と・・・
ばあちゃん!!」
びにこん。。
第17話「老いて朽ちるは人間の定め」
平壌成子という御年71歳のご老人がいる。
この人は我が平壌大志と従妹の開城雪芽の祖母に当たる人物であり、我が父平壌金治と叔父の開城朝雄(雪芽の父)の母に当たる。
「え、この老〇、先輩のお婆さんなんですか!!?」
「お前人の婆さんに対して〇害とか言うな」
なんの偶然か、たまたまこのコンビ二へ買い物に来ていた祖母。
「あたしゃ、爺さんに頼まれてわさ〇ーフ買いにきたんだけどね、このゆとりクズ雌豚ったら品切れ中だって言うもんだから、ホントはウラとかにあんじゃねぇ思って聞いてみたんだけど」
「婆ちゃんもさ、雌豚とか言わないで。歳と発言のギャップを考えて」
「わさ〇ーフはホントに品切れ中です! 先輩が発注入れ忘れたせいで」
「・・・・・・」
おっと、なんかこっちに飛び火した?




